中古住宅の魅力4選
中古住宅にはさまざまなメリットがありますが、その代表的なものを4つみていきましょう。
1. 価格が安い
不動産の価格は一般的には新築時が最も高く、築年数が経過するごとに下落する傾向にあります(中古住宅であっても立地条件などによっては、新築時よりも高く販売されていることもあります)。
また同じ金額でも、新築住宅より中古住宅の方が建物面積や土地の面積が広く、立地条件が良いことがほとんどです。
2. 希望のエリアで物件を探すことができる
希望のエリアで物件を探している場合であっても、新築よりも中古住宅の方がより多くの物件が存在しているので、選択肢が多く気に入った物件を入手しやすくなります。
3. 実際に物件を内覧してから購入の可否を判断することができる
注文住宅を建てる際や新築建売住宅を購入する場合には、建物が完成する前に購入判断をしなければならないことがあります。
一方、中古住宅の場合には建物の外観や内装仕上げ、設備、日当たりなどを自分の目で直接確認してから購入の可否を判断することができます。
また要望によって、購入前に専門家によるインスペクション(住宅診断)を行うことも可能です。
建物の経年劣化の状態はひと目でわかる部分もありますが、中古住宅の場合には床下や小屋裏等の普段は見えない部分もチェックしておきたいところです。
インスペクションを行っておくことで、雨漏りやシロアリ被害の有無なども物件を購入する前にチェックすることができます。
4. 新築よりも値下がり率が低い傾向がある
前述したように建物の価値は、築16~20年で新築時の半分以下になってしまうのが一般的です。
一方、中古住宅の価格の変動は新築住宅ほど激しくないので、将来住み替えや売却を検討している場合などには有利です。