三菱商事のセグメント

セグメント利益は前年同期比▲2163億円であった。その主な内訳は以下のとおりである。

  • 金属資源事業が前年同期比▲1577億円
  • 複合都市開発事業が前年同期比▲884億円

金属資源事業は、前述のとおり、欧州原料炭の価格が下落したことが大きく影響した。

複合都市開発事業は、前年同期に計上した有価証券損益、具体的には不動産運用会社の売却益が減った分の反動となる。

三菱商事の配当

配当予想は据え置き、1株当たり、中間配当は前年同期比+23円の100円、期末配当は前年同期比▲3円の100円で、年間配当額は前期比+20円の200円を予想する。

三菱商事の株価

2024年3月期第1四半期連結決算の発表前となる、2023年8月2日の終値は7164円であった。

年初来高値は、2023年6月22日の7455円である。

当第1四半期連結決算の発表を受けて終値は続落し、2023年8月7日の終値は7090円であった。

参考資料

石川 貴康