近年の日本では晴天が続き、猛暑を通り越して酷暑とさえ言われるほど、暑さが厳しくなっています。
そんな中で注目を集めているのが、暑さや乾燥に強い植物を集めたドライガーデン。
今回はドライガーデンの作り方や管理のコツを紹介します。耐暑性があり乾燥を好む植物も見ていきましょう。
注目を集めるドライガーデンの魅力
多肉植物や独特なフォルムの植物で構成されるから、個性的でスタイリッシュ
カワイイ草花だけでなく、ワイルドでカッコいい多肉植物も好きという方にはピッタリなドライガーデン。それぞれの植物が独特なフォルムで個性を競い合い、スタイリッシュな庭に。
狭いスペースでも植物選びや配置を工夫すれば、インパクトのあるオシャレな雰囲気に仕上がります。
乾燥に強い植物メインだから、手入れが楽ちん
乾燥に強い植物はこまめに水を与えなくても大丈夫。強健な性質を持つ植物が多いので、病気の心配も少なく手入れが楽ちんです。
もともと南アメリカや砂漠地帯のやせた土地に生息する植物なので、肥料を与えなくても元気に育ちます。
ドライガーデンの作り方〈ポイント2つ〉
〈ポイント 1〉用土は水はけがよいブレンドに
ドライガーデンには水はけがよい土が向いています。赤玉土7:腐葉土2:軽石1の割合でブレンドしましょう。
手前が低く奥を高くなるように土を盛ると、丘陵地のようなイメージになります。
〈ポイント 2〉個性的な植物を際立たせる、空間を活かした植え方に
葉の色や形、背丈などを考慮しながら、バランスよく配置しましょう。植物を密に植えず、ところどころに空間を作ると植物の存在感が増します。
空いた場所には石や砂利を置いて、荒野のようにワイルドな雰囲気に仕上げましょう。