新NISAに向けて【積立投資】40歳~65歳の25年間「3000円」✕「3%・5%」
40歳~65歳の25年間、毎月3000円を積立投資し、想定利回り「3%」と「5%」で運用できた場合のシミュレーションをしていきましょう。
25年間「3000円」を積立投資「3%」だった場合
【図表3】
- 積立投資期間:25年
- 積立投資額:毎月3000円
- 想定利回り:3%
【運用成果:133万8023円】
- 元本:90万円
- 運用収益:43万8023円
25年間「3000円」を積立投資「5%」だった場合
【図表4】
- 積立投資期間:25年
- 積立投資額:毎月3000円
- 想定利回り:5%
【運用成果:178万6529円】
- 元本:90万円
- 運用収益:88万6529円
新NISAに向けて【積立投資】40歳~65歳の25年間「1万円」✕「3%・5%」
40歳~65歳の25年間、毎月1万円を積立投資し、想定利回り「3%」と「5%」で運用できた場合のシミュレーションをしていきましょう。
25年間「1万円」を積立投資「3%」だった場合
【図表5】
- 積立投資期間:25年
- 積立投資額:毎月1万円
- 想定利回り:3%
【運用成果:446万78円】
- 元本:300万円
- 運用収益:146万78円
25年間「1万円」を積立投資「5%」だった場合
【図表6】
- 積立投資期間:25年
- 積立投資額:毎月1万円
- 想定利回り:5%
【運用成果:595万5097円】
- 元本:300万円
- 運用収益:295万5097円
新NISAに向けて【積立投資】40歳~65歳の25年間「3万円」✕「3%・5%」
40歳~65歳の25年間、毎月3万円を積立投資し、想定利回り「3%」と「5%」で運用できた場合のシミュレーションをしていきましょう。
25年間「3万円」を積立投資「3%」だった場合
【図表7】
- 積立投資期間:25年
- 積立投資額:毎月3万円
- 想定利回り:3%
【運用成果:1338万235円】
元本:900万円
運用収益:438万235円
25年間「3万円」を積立投資「5%」だった場合
【図表8】
- 積立投資期間:25年
- 積立投資額:毎月3万円
- 想定利回り:5%
【運用成果:1786万5291円】
- 元本:900万円
- 運用収益:886万5291円
【NISA】2024年1月から新しいNISAへ
2014年に創設された非課税優遇制度「NISA」。2018年には積立型の「つみたてNISA」が創設されました。
毎月少額を積み立てる形で資産運用を行い、効率よく資産を増やす期待がもてることから、口座開設数を着々と伸ばしました(参照:金融庁「NISA口座の利用状況調査(2023年3月末時点)」)。
新しいNISAの主なポイントは以下の通りです。
【図表9】
【新しいNISAのポイント】
- 非課税保有期間が無期限に
- 口座開設期間が恒久化
- 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用可能(現行NISAは選択制)
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円)
- 非課税保有限度額は、全体で1800万円(成長投資枠:1,200万円※枠の再利用可能)
積立投資の「分散」・「複利」を活用して効率よく運用する
積立投資を「積立金額」と「想定リターン」ごとにシミュレーションしてきました。あくまでも「想定リターン」です。5%を超える運用成果を得られる年もあれば、マイナスとなる年もあることは必ず理解しておきましょう。
3000円より1万円、1万円より3万円…と、積立額が大きい方が、リターンも大きくなります。しかし、先述したとおり、積立投資は「毎月」時間分散できること、複利効果を得られることを踏まえ、長期間継続できる金額で行うことが重要です。
参考資料
和田 直子