近年では、地球温暖化に少しでも貢献できるように「家選びの基準」も変わりつつあります。
国土交通省の発表によると、2025年には省エネ住宅、2030年には「ZEH水準」の省エネ住宅が、新築住宅の標準になる予定です。
まさに「地球環境を守るための家づくり」が当たり前の時代になるでしょう。
この記事で紹介する埼玉県の40歳代のご夫婦も、地球環境のことを考えた「省エネ住宅」を建てました。
しかし、省エネ住宅に対するこだわりはあったものの、間取りの配置や家の空間づくりのことは、あまりこだわらずに建てたそうです。
そのため、実際に暮らし始めたら「不便な点がたくさんあった...」と後悔されていました。
そこでこの記事では、40歳代の埼玉県のご夫婦が「注文住宅の家づくり」で後悔した、4つのポイントを詳しく紹介します。
これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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注文住宅の後悔点1. 玄関はバリアフリーにしておくべき
ご夫婦の家は、水害を防ぐために基礎を少し高めにしています。
そのため、玄関には階段を設置しており、上り下りが必要です。
しかしご夫婦は以下の2つの理由から、玄関の入口を最初からバリアフリーにしておけばよかったと後悔しています。
- 身体が不自由な親と同居するため
- 自分たちが高齢になったときのため
段差のある玄関までのアプローチに「手すり」や「スロープ」を設置することで、足腰が弱い方や高齢の方が転倒する危険性を回避することが可能です。
さらに、車いすやベビーカーなどの移動にも便利なため、玄関までに階段が必要な場合は「手すり」や「スロープ」などを設置して、バリアフリーにすることをおすすめします。