住宅ローンをネット銀行で検討しているという方も多いのではないでしょうか。
住宅ローンを借りることができる金融機関はたくさんあるので迷ってしまいますよね。
今回は、ネット銀行の住宅ローンにデメリットはあるのかどうかを、魅力的なメリットとあわせて解説していきます。
当記事を参考に、ネット銀行の住宅ローンを検討してみてください。
この記事を読んでわかること
- ネット銀行の住宅ローンのデメリット
- ネット銀行の住宅ローンのメリット
- メガバンクとネット銀行の共通点や違い
ネット銀行の住宅ローンのデメリット
ネット銀行の住宅ローンのデメリットは以下のとおりです。
- 審査が厳しめ
- 対面相談ができない(できる銀行が少ない)
順番に解説していきます。
デメリット1:審査が厳しめ
最初のデメリットは、ネット銀行の住宅ローンは厳しめであるということです。
メガバンクなどであれば、対面での相談などで人柄や収入の増減はもちろん、転職などについても含め住宅ローンを貸しても問題ないか総合的判断されます。
ただし、ネット銀行でではネットで全てが完結してしまうため、どうしても機械的になってしまいがちです。
さらに、ネット銀行の住宅ローンは保証会社を利用していないことも審査が厳しい理由のひとつです。
デメリット2:対面相談ができない(できる銀行が少ない)
ネット銀行はネット上で申し込みなどができるため、対面相談ができません。
また、対面相談ができる場合でも、関東圏や関西圏のみなど地域が限られたりする場合がほとんどです。
対面で相談したいという場合はこの点がデメリットになります。
ネット銀行の住宅ローンのメリット
ネット銀行の住宅ローンのメリットは以下のとおりです。
- メガバンクと比較すると金利が低い
- 事前審査が早い
- ネット上で全て完結する
- メガバンクとネット銀行の共通点や違い
メリット1:メガバンクと比較すると金利が低い
ネット銀行の大きなメリットは、金利が低いことです。
ほとんどのネット銀行はメガバンクより低い金利が設定されていることが大半です。
金利が低ければ、毎月の返済額も少なくなります。
毎月の負担額を抑えたいという方は、ネット銀行を検討してみてはいかがでしょうか。
メリット2:事前審査が早い
ネット銀行のメリットのひとつに、事前審査が早い点があげられます。
例えばメガバンクの事前審査の期間は、以下のようになっています。
- みずほ銀行:5営業日
- 三菱UFJ銀行:最短翌日
- 三井住友銀行:記載なし
一方で、ネット銀行の事前審査の期間は、以下のようになっています。
- 住信SBIネット銀行:当日~3営業日
- auじぶん銀行:1~数日
- SBI新生銀行:事前審査なし
- ARUHI: 最短即日
ネット銀行での事前審査は最短で即日〜となっている場合が多いです。
審査結果がすぐにわかるのはうれしい点ですね。
メリット3:ネット上で全て完結する
ネット上で、審査申込みなどを行うため、金融機関に行かなくても完結します。
契約に必要な書類の提出などは、スマホで撮影した写真をWEB上でアップロードできるため、その都度足を運ぶ必要がありません。
複数の金融機関に事前審査を申し込んで比較したいという方も多いはず。
ネットで完結するため、自宅から申し込めるのはうれしい点です。
メガバンクとネット銀行の共通点や違い
最後に、メガバンクとネット銀行の共通点や違いついて紹介します。
住宅ローンの諸費用には、保証料と事務手数料がありますが、事務手数料と保証料の合計ではメガバンクとネット銀行に大差はありません。
ネット銀行は事務手数料、保証料はメガバンクで必要ですが、金額面ではあまり変わりません。
ただし、一部のネット銀行は、保証料が無料だったり、事務手数料が安いとこともあります。
メガバンクとネット銀行の違うところは、無料で付帯する団信の保障内容です。
どの金融機関の住宅ローンを選んでも一般団信は基本付帯となりますので、ネット銀行もメガバンクも同じです。
ただし、ネット銀行の場合、金利上乗せなしで利用できる保障が充実しています。
もちろん、保障内容を充実させようとすると金利の上乗せが必要になり、月々の支払額が大きくなってしまう場合もあります。
まとめ
- ネット銀行の住宅ローンのデメリットは「審査が厳しめ」「対面相談ができない(できる銀行が少ない)」
- ネット銀行の住宅ローンのメリットは「メガバンクと比較すると金利が低い」「事前審査が早い」「ネット上で全て完結する」
- メガバンクとネット銀行の共通点は「保証料や事務手数料の諸費用の合計額」違いは「団信保障内容(基本付帯)の内容」
MeChoice編集部