2. 65歳以上の平均的な貯蓄額はいくら?

総務省が2023年5月12日に公表した「家計調査」によると、2022年における65歳以上の貯蓄額は平均で2359万円でした。

2021年と比較すると0.7%増加しており、2019年から増え続けています。

リスクのある資産運用に比べ、元本欠損リスクの少ない定期性預貯金の割合が高い傾向にあります。

老後生活では収入源も少なくなるため、安定した預貯金に資産を預けていると考えられます。

65歳以上の貯蓄額は、2200万円~2300万円を推移しているようです。

では、こうした資産を準備するうえで重要なポイントを確認しましょう。

3. 有効な老後対策とは?

老後の生活を豊かにするために考えておくポイントは、次の3つです。

  • ライフプランで将来の収支を把握
  • 資産運用で金融資産を増やしておく
  • 年金の繰下げ

それぞれのポイントを確認していきましょう。

3.1 有効な老後対策1:ライフプランで将来の収支を把握

ライフプランは将来の収入と支出を可視化する効果があり、先々の生活に向けた対策や改善の必要がないかを確認できます。

ライフプランを通して分かる主な内容は、以下の3つです。

  • 支出面を改善する必要性
  • 目標の資産額に到達するための積立金額
  • 金融資産を取り崩すタイミング

ライフプランを作成すると、収入に対する支出が適正な状態かを可視化できます。

仮に現状の支出が収入より上回っている場合は、何らかの改善が必要になるでしょう。

また、目標にしたい資金を貯めるために、毎月いくら積立をするか確認できます。

貯めた資金をいつから取り崩していくべきかも確認できるため、今後のアクションプランが立てやすいです。