若い世代を中心に高齢者に対して「お金持ち」というイメージを抱く人は少なくないでしょう。

高齢者に対してこうした見方があることは「若者の車離れ」「若者の海外旅行離れ」「若者のブランド離れ」といった言葉にもうかがえます。

また、客単価の高いレストランや旅行ツアーなどでは年金世代の方たちの姿も多く見かけます。

その一方で、高齢者の中には食費を切り詰めている方や冷暖房を節約のために使用しない方なども多く、経済的にゆとりがない方も珍しくないことも事実です。

そこで本記事では4000万円以上の貯蓄を有する30〜70歳代の割合を見た上で、実際のところ高齢者は「お金持ち」なのか明らかにしていきましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

「貯蓄4000万円以上」の30~70歳代の割合は何パーセントか

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)ー2022年(令和4年)平均結果」では各年代の貯蓄額の割合が明らかにされています。

30〜70歳代における貯蓄4000万円以上の人の割合は年齢が上がるにつれて増加しています。

【図表1】によれば30歳代では4000万円以上の貯蓄を有する人の割合は1.53%ですが、【図表2】の40歳代をみると4.4%に増えています。

【図表3】4000万円以上の貯蓄を有する50歳代世帯は11.94%です。

そして、【図表4】では60歳代世帯は約18%と2割近くです。

【図表5】の70歳代以上については17.86%でした。

年齢が上がるにつれて勤続年数も増えるため貯蓄が貯まっていく他、退職金や相続資産、また資産運用の成果も出てくるため当然の結果のようにもとらえられるでしょう。

60~70歳代の割合に着目すると、高齢者はお金持ちといったイメージを抱いてしまうかもしれませんね。