もうすぐお盆休みですね。

遠く離れて暮らす家族が集まる数少ない機会。思い出話に花を咲かせるとともに、シルバー世代がいるご家庭では、将来の「介護」に関する話題が出る場合もあるでしょう。

出所:厚生労働省「令和5年版高齢社会白書」第2節 高齢期の暮らしの動向

厚生労働省の「令和5年版高齢社会白書」では、介護施設等の定員数の推移をみることができます。中でも、特別養護老人ホーム(特養)の定員数は約58万6000人で、有料老人ホームに次ぐ数です。

民間よりも費用が安いうえに、一度入所すると終身で利用できるのが特別養護老人ホームのメリット。家族が介護施設に入居するときの候補として、特別養護老人ホームを検討している人は多いでしょう。

ただし、特別養護老人ホームへの入居には、向き不向きがあることも確かです。

そこで、本記事では、特別養護老人ホームに「向いている人・向いていない人」の特徴を解説します。合わせて、有料老人ホームとの違いも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。