2.2《国民年金》平均年金月額(60歳~90歳以上)
- 60歳:3万8945円
- 61歳:4万150円
- 62歳:4万1904円
- 63歳:4万3316円
- 64歳:4万3842円
- 65歳:5万8078円
- 66歳:5万8016円
- 67歳:5万7810円
- 68歳:5万7629円
- 69歳:5万7308円
- 70歳:5万7405円
- 71歳:5万7276円
- 72歳:5万7131円
- 73歳:5万7040円
- 74歳:5万6846円
- 75歳:5万6643円
- 76歳:5万6204円
- 77歳:5万6169円
- 78歳:5万5844円
- 79歳:5万5609円
- 80歳:5万5483円
- 81歳:5万7204円
- 82歳:5万6981円
- 83歳:5万6815円
- 84歳:5万6828円
- 85歳:5万6404円
- 86歳:5万6258円
- 87歳:5万5994円
- 88歳:5万5560円
- 89歳:5万5043円
- 90歳以上:5万1382円
国民年金は、保険料の納付状況が受給額に大きく影響します。40年間、全ての保険料を支払えば満額を受給できるため、個人差はあまり見られないですね。
しかし、平均して5万円台。老後の生活をひと月5万円台の収入のみでやりくりするのは厳しいといえるでしょう。
いまの働き世代の方たちが、老齢年金を受給する頃にはさまざまな状況が変化しているかもしれません。現に近年、定年年齢の引き上げや定年制の廃止などの義務化に加え、70歳までの就業機会を確保する努力義務が企業に課されています。
労働環境や年金制度が変われば、将来のマネープランも大きく変わるでしょう。予測不能な未来ですが、わたしたちの生活に影響する重要な情報には常にアンテナを張って、変化に対応できるようにしておきたいですね。
3. 工夫をしながら効率よく資産形成を。
今回は、厚生年金と国民年金の受給額を見てきました。
少子高齢化が進むなか、現在の年金水準がこの先ずっと続くとは限りません。年金だけで足りない部分は「自分でつくる老後資金」でカバーしていく必要があります。
お金を貯めるというと銀行の預貯金をメインとされる方が多いと思いますが、いまの日本は「超」低金利。ひと昔前のように、5%~7%もの利息がもらえる時代ではありません。
効率良く資産を積み上げていくためには、一部「投資」を取り入れてみることが重要と言えます。
投資にはリスクが伴いますが、「長期・分散・積立」のポイントをおさえることで、リスクと上手につきあうことができます。
時間を味方につけて、長期、分散積立投資ができれば、リスクを軽減しながら老後資産をしっかりと準備することも可能です。
金融商品や資産運用のスタイルはさまざま。人によって受け入れられるリスクに違いがあるため多岐にわたります。
それぞれのリスクやメリットをしっかり理解したうえで、自分に合った資産運用方法を見つけていきましょう。
参考資料
足立 祐一