2023年7月17日の「海の日」にTwitterでトレンド入りした「トヨタカレンダー」。実はこれ、祝日になるとしばしば話題に挙がるキーワードです。どのような意味なのか、Twitter上の声と合わせて解説していきます。

【トヨタカレンダー】目的は生産ラインの安定化

トヨタカレンダーとは、トヨタ自動車と系列会社、取引先などで適用されている独自のカレンダー。特徴は祝日を勤務日にして、その分の休みを年末年始やお盆などの大型連休に振り替えていること。工場の週の稼働日数を一定にすることで、生産ラインを安定化することを目的としています。

世間一般の動きと異なってくるため、祝日にはトヨタカレンダーを採用する企業で働く人たちからのさまざまな声がTwitterに投稿されるのがお決まりになっています。今年の海の日にも「トヨタカレンダーにつきガラガラの電車で出勤中…」などの声が相次ぎました。

【トヨタカレンダー】お膝元の愛知県では独自の光景

特に影響が大きいのが、トヨタ自動車のお膝元である愛知県。多くの人がトヨタカレンダーで動いているため、祝日でも電車は平日同様にスーツ姿の人であふれていたり、祝日に開催されているイベントに人がガラガラだったりと独自の光景が広がっているとのこと。「トヨタはもはや国」という意見にもうなずけます。

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出所:Wachiwit/istockphoto.com

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【トヨタカレンダー】一方で「うらやましい」という声も

一方、悪い面ばかりではないようです。トヨタカレンダーは完全週休2日制、祝日は勤務日ですが年末年始やお盆休みは1週間以上の大型連休となるため、長い休みで旅行などを楽しみたい人からは好評を得ています。

また、祝日はなくなるだけで大型連休に振り返られるわけではないという人からは「天国じゃん!」「うらやましい…転職したい…」といった声も。ちなみに関係者が多いためにトヨタカレンダーが注目を集めがちですが、独自カレンダーを用意しているのは製造業ではわりとよくあることのようです。今後も祝日のたびに賛否両論が巻き起こることになりそうです。

参考資料

大蔵 大輔