●産業別平均賃金
産業別の平均賃金をみると、「電気・ガス・熱供給・水道業」が最も高く、「情報通信業」「金融・保険業」などが続いて高い業種となっています。
一方「宿泊・飲食サービス業」は最も低く、高い業種と比べると約1.8倍も差があることがわかります。
管理職の平均給与が少ない実態も
ここ近年では働き方改革が推奨されており、一般職の方々の就業時間の制限や残業削減などが企業に求められることも多くなってきました。
一方、宿泊・飲食サービス業などについては、サービス内容の特性上、就業時間が長くなりがちに。
人手不足などもあり、任せられない仕事があれば管理職が代行することもあるかもしれません。
それなのに管理職の平均給与が少ないというのは、世知辛い給与事情の実態といえるのではないでしょうか。
参考資料
舟本 美子