ハーブは、古代より私たちの生活の身近に存在し、食用や薬用として世界中の人々に親しまれてきた植物です。
ハーブのなかには観賞価値が高い品種もたくさん存在し、その美しい花々は庭の彩りにも重宝します。
そこで今回は夏のナチュラルガーデンにおすすめ、花が美しいハーブについて、夏のお世話のポイントとともに紹介します。さっそくみていきましょう。
ナチュラルガーデンにおすすめ!花が美しいハーブ8選
〈おすすめ1〉オレガノ
スパイスとして料理にも使われるオレガノは、淡いピンクの小花が咲くハーブ。その美しい花々は切り花としても楽しむことができます。
オレガノは地下茎で増える植物なので、増やしたくない場合は鉢植えで育てるのがおすすめです。夏の高温多湿に弱いので、適度に切り戻しをしながら管理しましょう。※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)
〈おすすめ2〉マロウ
パープルの美しい花色が特徴的なマロウは、5月~7月に花が咲くハーブです。花弁にストライプが入る品種は、シックでオシャレ。ナチュラルガーデンのアクセントにもなります。
大きく育つ品種もありますが、矮性種もあります。庭に応じて草丈を選ぶとよいでしょう。※参考価格:300〜500円前後(3号ポット苗)
〈おすすめ3〉サポナリア
サポナリアは、別名「ソープワート」とも呼ばれ、石けんに由来する名前をもつハーブです。葉は水につけてもむと泡立ち、石けんとしても利用することができます。
サポナリアはピンクやホワイト、イエローの可愛らしい小花をたくさん咲かせます。開花期は9月までですが、高温多湿に弱く、夏以降は徐々に花が少なくなります。※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)