森永乳業株式会社は、2023年7月1日出荷分より「森永の焼プリン」の希望小売価格を150円から180円に変更しました。
近年は物価高が続いていて、生活コストの上昇を感じる人も多いのではないでしょうか。特に、年金を頼りに生活する高齢世帯にとって生活コストの上昇は深刻な問題です。
高齢世帯が受け取る厚生年金の平均額は、月約14万円となっています。ただし、この月14万円という数字は鵜吞みにしないほうがいいかもしれません。
本記事では、厚生年金「月額平均14万円」を鵜吞みにしてはいけない理由3つを紹介するので、参考にしてみてください。
1. 【厚生年金】受給者の年金月額は平均約14万5000円~14万7000円
まずは、厚生年金受給額の推移を確認しましょう。
厚生労働省年金局「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2017年度から2021年度における平均厚生年金受給額(国民年金受給額含む)の推移は以下のとおりです。
1.2 【厚生年金】2017~2021年度の平均年金月額
- 2017年度 月額14万7051円
- 2018年度 月額14万5865円
- 2019年度 月額14万6162円
- 2020年度 月額14万6145円
- 2021年度 月額14万5665円
※国民年金部分を含む
年によって変動はありますが、平均額は月に約14万5000円~14万7000円ほどとなっています。