注文住宅の後悔ポイント4:洗濯機置き場が狭くて衣類乾燥機が設置できなかった
「建築時には洗濯機置き場に衣類乾燥機を設置するつもりはなかったのですが、後から衣類乾燥機を設置しようとしても設置可能なスペースがなく、その上乾燥機付きの大きな洗濯機も設置できませんでした。
そのため洗濯機置き場をもう少し余裕のある大きさにしておけば良かったと後悔しています。」
ただし、ガス式衣類乾燥機であればガスの力で暖かい風を出して衣類を乾燥させ、衣類を乾かす際に生じた湿った空気をそのまま排気ダクトを通して排出するので、排水口が不要になります。
したがって、必ずしも洗濯機置き場に設置する必要はありません。
排湿ダクトが必要になるなどの設置の条件さえ整えば、キッチンや家事スペースなど別の場所にも設置することが可能です。
注文住宅の後悔ポイント5:リビングとの間に段差がある部屋がある
「一部屋だけリビングの床との間に数センチほどの段差がある部屋を設けたことを後悔しています。
数センチなので今のところつまずいて転んだりはしませんが、たまに敷居を踏んでしまいそうになったり、老後のことが気になったりします。」
段差については、子供が転倒して救急車で医療機関に搬送されるケースもあるので心配です。
床の段差を解消するためには、滑り止め効果のあるゴム製のスロープがホームセンターなどで販売されているのでおすすめです。
理想の注文住宅を叶えるために
住まいには人それぞれ理想の形があります。
人によってはベストと思われるものであっても、ある人によっては後悔してしまうことにもなりかねません。
本記事で紹介した後悔ポイントを参考にして、後悔のないマイホーム造りを目指していただけたら幸いです。
参考資料
亀田 融