注文住宅の後悔ポイント2:トイレをもっと大きくしておけば良かった

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標準的なトイレの広さは0.375坪(幅0.5間×奥行0.75間)または0.5坪(幅0.5間×奥行1間)ですが、大柄な人が便座に座ると膝が壁に付きそうになって窮屈になります。

したがって身長が180cm以上の方が頻繁に使用するのであれば、できればトイレの広さは0.75坪(幅0.75間×奥行1間)以上確保したいものです。

また0.75坪(1.5畳)あれば長時間トイレで過ごす人や、来客用のトイレとして使用する場合にも対応することができます。

さらに収納や手洗い器を設置することもでき、老後になり、車いす生活になっても使用できる広さがあります。

一方、広すぎても落ち着かない空間になったり掃除が大変になったりするので、トイレの広さについては事前に慎重に吟味することが必要になります。

注文住宅の後悔ポイント3:押し入れ内部に洋服を掛けるハンガーパイプを取り付けなかった

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「押し入れの内部にハンガーパイプを取り付けなかったため洋服を掛けておく場所がなく、リビングに市販のクローゼットハンガーを置いていますが、その分リビングが狭くなってしまいました。」

ハンガーパイプは後からリフォームしても比較的簡単に設置することが可能ですが、ハンガーパイプの設置位置は使う人の身長や掛ける洋服の長さによって変わります。

コートやワンピースなどの丈の長い洋服を収納する場合には、裾があたってしまうのを防ぐために押し入れの中段を撤去する必要が生じます。

また押し入れは奥行きがあるので、ハンガーパイプを設置する際には前後に1本ずつ取り付けることで収納力をアップさせることができます。