みずほリサーチ&テクノロジーズの「2023年夏季ボーナス予測」では、国家公務員、地方公務員を含めた1人当たりボーナス支給額は、前年比11.3%増の73万1214円と見込まれていました。

国家公務員の夏のボーナス(期末・勤勉手当)は、2023年6月30日に支給されましたが、実際はどのくらいが支給されたのでしょうか。

本記事では、2023年の国家公務員の夏季ボーナス支給額とともに、ボーナス支給日や支給額が決まる仕組みなどを解説していきます。

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6月30日に支払われた公務員のボーナス(期末・勤勉手当)は予測どおり11.3%増だったのか?

国家公務員のボーナス(期末・勤勉手当)が支給されるのは、人事院規則により夏は6月30日、冬が12月10日と定められています。

もし、ボーナス(期末・勤勉手当)の支給日が休日であるときは、その前日または前々日が支給日となります。

地方公務員のボーナスは、各自治体の条例に定められていますが、概ね国家公務員と同じ6月30日・12月10日に支払われます。

2023年夏のボーナスは、6月30日にすでに支払われています。

人事員の「給与勧告の骨子」によると、民間の支給状況に見合うよう今までの年間「4.30か月支給」から「4.40か月支給」へ引上げされました。

この支給月数は1年を通したものです。夏のボーナスだけの場合であれば、どのくらいの支給月数になるのでしょうか。

令和4(2022)年・令和5(2023)年、夏・冬ボーナス(期末・勤勉手当)の支給月数を以下で確認してみましょう。