注文住宅の後悔ポイント5. 寝室が広すぎて他の部屋に影響する
「寝室が開放的になるように広くしました。でもよく考えれば、寝るだけなので広くする必要性はあまりありませんでした。逆に、他の部屋が狭くなり不便です」とご夫婦は話します。
さらに、広めのウォークインクローゼットも作ったため、無駄な空間ができてしまい後悔しているそうです。
将来、寝室をリビングに変更するなどの予定があれば広めにしても問題ないですが、「寝るだけ」の用途であれば広くしすぎる必要はありません。
寝室の広さも十分に考える必要があります。
注文住宅の後悔ポイント6. 収納が少なく物が溢れている
間取りの位置などを重視するあまり、収納スペースの確保を見落としてしまう方も多くいます。
まさにご夫婦も、収納スペースが少ないことに後悔している該当者です。
「収納スペースが少なくて困っています。物が溢れかえっていて沢山収納スペースを作ったら良かったとかなり後悔しています」と後悔しています。
ご夫婦の場合、主寝室の横にある広めのウォークインクローゼットに、家中の荷物を集約しているため、いちいち取りに行くのがとても大変です。
荷物を分散させるためにも、各部屋に広めの収納スペースを確保するようにしましょう。
注文住宅の後悔ポイント7. 洗濯を干すスペースがせまい
最後の後悔ポイントは、洗濯物を干すスペースがせまいことです。
ご夫婦いわく「洗濯を干すスペースが狭いです。広さをあまり広く取らなかったため、もっと広くしていれば楽だったと後悔しています」
洗濯物を干すスペースには、布団などの大きめのものを干すケースも多々あります。洗濯物を干すスペースが狭いと、布団を別の場所に干さなければならず大変です。
ベランダを洗濯物を干すスペースにする場合は、奥行きを広めにとることがおすすめです。
奥行きが広ければ洗濯物を干す作業が一段と楽になります。
注文住宅で後悔しないために
高性能で高品質の家は、地震などの災害にも強く地球にもやさしいため安心して住むことができます。
しかし、性能やデザインばかりに気をとられてしまい「普段の生活」にストレスを感じてしまっては本末転倒です。
とはいえ、家は実際に住んでみて気付くことも多々あります。
今回この記事でご紹介したご夫婦の体験談を参考にして、ストレスのない家を作るようにしましょう。
そのためには、信頼できるハウスメーカーや不動産会社と相談しながらすすめていくことが大切です。
そうすれば、安心して家づくりをすすめることができます。
参考資料
岩井 佑樹