【60歳代の貯蓄】100万円未満の割合とは?意外と多い「貯蓄ゼロ」の世帯も
シニアの貯蓄の平均と中央値とは
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6月から7月にかけてボーナスをもらう人も多いかもしれません。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査【単身世帯調査】(令和4年)」によると、ボーナスの平均貯蓄割合は33%です。
多くの人が、ボーナスを資産形成のための貯蓄にも回していることがわかります。では、老後を迎える人の多い60歳代はいくらの貯蓄があるのでしょうか。
本記事では、60歳代で貯蓄が100万円未満の人の割合を紹介します。貯蓄ゼロの割合も解説するので、参考にしてみてください。
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60歳代・単身世帯で「貯蓄100万円未満」の割合は何パーセントか
まずは、60歳代単身世帯の貯蓄額を確認しましょう。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」によると、60歳代単身世帯の貯蓄額の分布は以下のとおりです。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。