60歳代単身世帯の貯蓄額の分布
- 非保有 :28.5%
- 100万円未満 :8%
- 100~200万円未満 :5.7%
- 200~300万円未満 :4.3%
- 300~400万円未満 :3.6%
- 400~500万円未満 :2.7%
- 500~700万円未満 :6.2%
- 700~1000万円未満 :4.6%
- 1000~1500万円未満 :6.6%
- 1500~2000万円未満 :3.6%
- 2000~3000万円未満 :6.8%
- 3000万円以上 :16.9%
- 無回答 :2.5%
- 合計 :100%
貯蓄が100万円未満の世帯の割合は、36.5%です。約3世帯に1世帯は貯蓄が100万円もありません。また、貯蓄がゼロの世帯も28.5%あります。
一方で、貯蓄が3000万円以上ある世帯も16.9%あるため、「図表1」をみても分かる通り貯蓄額は世帯によってピンキリです。
60歳代・二人以上世帯で「貯蓄100万円未満」の割合は何パーセントか
次に、二人以上世帯の貯蓄額を確認します。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、60歳代二人以上世帯の貯蓄額の分布は以下のとおりです。
60歳代二人以上世帯の貯蓄額の分布
- 非保有 :20.8%
- 100万円未満 :6.1%
- 100~200万円未満 :5.5%
- 200~300万円未満 :3.3%
- 300~400万円未満 :3.2%
- 400~500万円未満 :3.4%
- 500~700万円未満 :5.3%
- 700~1000万円未満 :6.1%
- 1000~1500万円未満 :8.6%
- 1500~2000万円未満 :5.7%
- 2000~3000万円未満 :8.8%
- 3000万円以上 :20.3%
- 無回答 :2.9%
- 合計 :100%
60歳代二人以上世帯で貯蓄が100万円未満の割合は、26.9%です。単身世帯に比べると割合は減るものの、約4世帯に1世帯は貯蓄が100万円もありません。
また、貯蓄ゼロの世帯の割合は20.8%となっています。
一方で、3000万円以上の貯蓄がある世帯の割合は20.3%となっていて、約5世帯に1世帯です。図表1と図表2をみてもわかるように、二人以上世帯でも、単身世帯同様に世帯による貯蓄額の差は大きくなっています。