アイランドキッチン5つのデメリット

魅力的なアイランドキッチンですが、デメリットも把握すると採用する際に役立ちます。

ここでは、アイランドキッチンのデメリットを5つご紹介しましょう。

出所:LIMO編集部作成

アイランドキッチンのデメリット1:広いスペースが必要になる

アイランドキッチンを採用する際は、左右から出入りできる通路を確保したスペースが必要です。

キッチンの広さに余裕がない場合、アイランドキッチンを設置できない可能性があります。

広さを確保せずにアイランドキッチンを採用すると「リビングが狭い…」という暮らしにくさを感じるでしょう。

アイランドキッチンのデメリット2:においや汚れが気になる

アイランドキッチンは周りに壁がないため、油のハネや飛び散った汚れを防ぐものがありません。

そのため、部屋中ににおいが広がることもあります。

IHクッキングヒータの場合はガスコンロに比べ上昇気流が弱く、換気扇を回していても上手く吸い取れない可能性も。

また、調理中の煙には『油煙(ゆえん)』といった油が含まれています。

油煙が壁や床に広がり、汚れが落ちにくくなるのは大きなデメリットといえるでしょう。

アイランドキッチンのデメリット3:価格が高い

壁付きタイプのキッチンに比べ、アイランドキッチンは価格が高い傾向にあります。

主な理由は以下の3つ。

  • 調理カウンターが通常よりも大きいから
  • 壁に面していない部分の化粧パネルが多いから
  • 換気扇がセンターフードになるから

アイランドキッチンは多くの部材が必要なため、余裕をもった資金計画をしましょう。

アイランドキッチンのデメリット4:小さな子どもは危険が多い

小さな子どもはどのキッチンでも危険が多いのですが、アイランドキッチンだからこそ危ない点も。

たとえば、アイランドキッチンは独立したキッチンなので、四方から手が伸ばせます。

親の手が届かない範囲でもモノに触れることができるため、やけどやケガなどのリスクを考慮した対策が必要です。

アイランドキッチンのデメリット5:散らかって見える

周囲から丸見えになるアイランドキッチンは、常に片づけをしないと散らかった印象を与えます。

「掃除をまめにするのが苦手…」という人には、不向きといえるでしょう。