注文住宅の中でも人気の「アイランドキッチン」。

アイランドキッチンなら、開放的な空間の中で料理をしたり家族や友人とホームパーティーを開いたりと、特別な時間を楽しめます。

そろそろ迫る夏休みには、子どもとのクッキングを想像し、アイランドキッチンに憧れる方もいるのではないでしょうか。

その一方で「憧れのアイランドキッチンを採用したいけど、デメリットはあるの?」と考える方も多いのではないでしょうか。

魅力を感じながらも、費用や機能面でデメリットや不安が多いのも事実。

そこで今回は、インスタグラムのフォロワー数30万人以上のTHE ROOM TOURにより、家づくり経験者さんの生の声を聞いてきた筆者の視点から、アイランドキッチンのデメリットを加味したうえで、快適に過ごす対応策を5つご紹介します。

これから注文住宅にアイランドキッチンを採用するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

アイランドキッチンとは

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Luciano Santandreu/shutterstock.com

Luciano Santandreu/shutterstock.com

アイランドキッチンとは、独立したカウンタースペース(島)が配置された間取りの、対面型キッチンのこと。

I型やL型とは違い、アイランドキッチンは独立型のため、壁に接触しません。

左右どちらからでもキッチン台に行ける回遊性の高さに加え、開放的な雰囲気が楽しめることから人気のあるキッチンです。

アイランドキッチン5つのデメリット

魅力的なアイランドキッチンですが、デメリットも把握すると採用する際に役立ちます。

ここでは、アイランドキッチンのデメリットを5つご紹介しましょう。

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出所:LIMO編集部作成

出所:LIMO編集部作成

アイランドキッチンのデメリット1:広いスペースが必要になる

アイランドキッチンを採用する際は、左右から出入りできる通路を確保したスペースが必要です。

キッチンの広さに余裕がない場合、アイランドキッチンを設置できない可能性があります。

広さを確保せずにアイランドキッチンを採用すると「リビングが狭い…」という暮らしにくさを感じるでしょう。

アイランドキッチンのデメリット2:においや汚れが気になる

アイランドキッチンは周りに壁がないため、油のハネや飛び散った汚れを防ぐものがありません。

そのため、部屋中ににおいが広がることもあります。

IHクッキングヒータの場合はガスコンロに比べ上昇気流が弱く、換気扇を回していても上手く吸い取れない可能性も。

また、調理中の煙には『油煙(ゆえん)』といった油が含まれています。

油煙が壁や床に広がり、汚れが落ちにくくなるのは大きなデメリットといえるでしょう。

アイランドキッチンのデメリット3:価格が高い

壁付きタイプのキッチンに比べ、アイランドキッチンは価格が高い傾向にあります。

主な理由は以下の3つ。

  • 調理カウンターが通常よりも大きいから
  • 壁に面していない部分の化粧パネルが多いから
  • 換気扇がセンターフードになるから

アイランドキッチンは多くの部材が必要なため、余裕をもった資金計画をしましょう。

アイランドキッチンのデメリット4:小さな子どもは危険が多い

小さな子どもはどのキッチンでも危険が多いのですが、アイランドキッチンだからこそ危ない点も。

たとえば、アイランドキッチンは独立したキッチンなので、四方から手が伸ばせます。

親の手が届かない範囲でもモノに触れることができるため、やけどやケガなどのリスクを考慮した対策が必要です。

アイランドキッチンのデメリット5:散らかって見える

周囲から丸見えになるアイランドキッチンは、常に片づけをしないと散らかった印象を与えます。

「掃除をまめにするのが苦手…」という人には、不向きといえるでしょう。

アイランドキッチンを快適にする5つの対策

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Kristof Gregoire/shutterstock.com

Kristof Gregoire/shutterstock.com

前章のデメリットは、未然に防止できます。

デメリットを補いつつ、アイランドキッチンを快適にする5つの対策をご紹介します。

対策①間取りを見直す

アイランドキッチンは、十分な設置スペースを確保できるよう間取りを見直しましょう。

アイランドキッチンの場合、通路のスペースも考慮すると6畳ほどの広さが必要です。

スペースを確保するため、LDKに隣接した部屋を取り込んだり、食事テーブルとキッチンを一体化したりなどの工夫をしましょう。

対策②掃除がしやすい素材を選ぶ

アイランドキッチンのにおいや汚れ防止のため、においを吸着しにくく掃除がしやすい素材を選びましょう。

油はね対策をしたいときには、コンロの前に油除け用のパネルを設置するのがおすすめです。

すりガラスにすれば目隠しになり、透明ガラスにすれば開放感を損ないません。

対策③アイランド型に変更できるキッチンを選ぶ

アイランドキッチンの中には、アイランド型へ変えられるI型キッチンがあります。

I型は、シンクとコンロが直線的な配置スタイルになっているのが特徴です。中央に設置すれば、アイランドキッチンのような雰囲気を出せます。

「スペースに制約がある」「費用も安くおさえたい」といった方におすすめです。

対策④ストッパーやロックを利用する

小さな子どもがいる場合には、ストッパーや引き出しのロックを利用しましょう。

ベビーガードの設置もよいのですが、後追いをした場合、親が行ったり来たりする手間が生じます。

ストッパーやロックを利用できれば、家族が調理している姿や、お手伝いをとおして危険性を伝えられるメリットがあります。

小さなときからアイランドキッチンの危険性を伝えられると、怪我のリスクを減らせるでしょう。

対策⑤十分な収納スペースを作る

アイランドキッチンには、十分な収納スペースを作りましょう。

キッチンに調味料や調理器具があると目立ちやすいため、生活感があらわに。

整理しやすい収納環境を作ると、片づけが苦手な人でも散らかった状態を避けられるでしょう。

【注文住宅】アイランドキッチンで後悔のない暮らしを!

本記事では、アイランドキッチンのデメリットを補う5つの対応策をご紹介しました。

アイランドキッチンは、開放的でオシャレなだけでなく、家族とコミュニケーションが取りやすい点も魅力的。デメリットをしっかりと検討したうえで、アイランドキッチンを採用することが大切です。

後悔しないためにも、注文住宅で家族が快適に暮らせるアイランドキッチンのカタチを検討しましょう。