アイランドキッチンを快適にする5つの対策
前章のデメリットは、未然に防止できます。
デメリットを補いつつ、アイランドキッチンを快適にする5つの対策をご紹介します。
対策①間取りを見直す
アイランドキッチンは、十分な設置スペースを確保できるよう間取りを見直しましょう。
アイランドキッチンの場合、通路のスペースも考慮すると6畳ほどの広さが必要です。
スペースを確保するため、LDKに隣接した部屋を取り込んだり、食事テーブルとキッチンを一体化したりなどの工夫をしましょう。
対策②掃除がしやすい素材を選ぶ
アイランドキッチンのにおいや汚れ防止のため、においを吸着しにくく掃除がしやすい素材を選びましょう。
油はね対策をしたいときには、コンロの前に油除け用のパネルを設置するのがおすすめです。
すりガラスにすれば目隠しになり、透明ガラスにすれば開放感を損ないません。
対策③アイランド型に変更できるキッチンを選ぶ
アイランドキッチンの中には、アイランド型へ変えられるI型キッチンがあります。
I型は、シンクとコンロが直線的な配置スタイルになっているのが特徴です。中央に設置すれば、アイランドキッチンのような雰囲気を出せます。
「スペースに制約がある」「費用も安くおさえたい」といった方におすすめです。
対策④ストッパーやロックを利用する
小さな子どもがいる場合には、ストッパーや引き出しのロックを利用しましょう。
ベビーガードの設置もよいのですが、後追いをした場合、親が行ったり来たりする手間が生じます。
ストッパーやロックを利用できれば、家族が調理している姿や、お手伝いをとおして危険性を伝えられるメリットがあります。
小さなときからアイランドキッチンの危険性を伝えられると、怪我のリスクを減らせるでしょう。
対策⑤十分な収納スペースを作る
アイランドキッチンには、十分な収納スペースを作りましょう。
キッチンに調味料や調理器具があると目立ちやすいため、生活感があらわに。
整理しやすい収納環境を作ると、片づけが苦手な人でも散らかった状態を避けられるでしょう。
【注文住宅】アイランドキッチンで後悔のない暮らしを!
本記事では、アイランドキッチンのデメリットを補う5つの対応策をご紹介しました。
アイランドキッチンは、開放的でオシャレなだけでなく、家族とコミュニケーションが取りやすい点も魅力的。デメリットをしっかりと検討したうえで、アイランドキッチンを採用することが大切です。
後悔しないためにも、注文住宅で家族が快適に暮らせるアイランドキッチンのカタチを検討しましょう。