そういう人に限って「自分は決してそうではない」と思いがちなのが厄介なところです。話した方は重要だと思って話した内容が伝わっていない、理解されていない、ましてや記憶にないとなれば、非常にネガティブな印象を与えることは容易に想像できるでしょう。
忍耐強い、もしくは優しい面接官の場合には、繰り返し教えてくれることもありますが、そうではないことのほうが多いものです。
「自分は忘れやすい」と思う人はこまめにメモを取る癖をつけておくのも必要かもしれません。メモをしっかりとる人は現場で上司から重宝されるようです。これは、それができる人が少ないということの裏返しかもしれません。
NG行動その3: チームワークの意識が欠如している
仕事は1人だけ完結することなどほとんどありません。いろいろな人を巻き込んでいくことで大きな仕事ができます。
また、仕事をするうえでのステークホルダー(関係者)が増えれば増えるほど、その中でのコミュニケーションが重要となってきます。
キャリアを積み重ね仕事を任されるような立場となれば、チームをマネジメントするような機会も増えていきます。企業がその学生を幹部候補生として見ていればいるほど、チームのリーダーとしてふさわしい人物であるかという評価軸がついて回ります。
大学生時代の学業の評価は言うまでもなく、体育会の学生が人事担当者に根強い人気があるのは、こうしたチームワークの重要性を理解しているかどうかという点にあります。
NG行動その4:優先順位がつけられない
社会人なら仕事の優先順位をつけるなんてあたりまえじゃないか!という方も多いでしょう。しかし、時間に余裕のある学生時代を4年近くも過ごすとなかなか優先順位を付けられない場合も多いようです。