NAGUALEP NANOレビュー】有機物以外は処理できないのが唯一の弱点

パウダー状になるので心理的にも提供なく捨てられて当初のイメージは払拭されました。唯一の弱点は汚れたビニールや排水口ネットが処理できないところですね。

これらは処理機に入れられないのでどうにかする必要があります。別途新しいジップロックに入れて密閉後にゴミ箱…という手もありますがゴミが不必要に増えてしまいます。こんなシチュエーションでは凍らせるゴミ箱「CLEAN BOX」が役立つなと思いました。

画像元:クリーンボックス公式サイト

生ゴミを全てこれに捨てても問題ないんですが、容量が少なめなのですぐに一杯になってしまうのが欠点。水分がそのまま凍るので、生ごみが多くなると重くなったり、ゴミ出ししようと置いておくと溶けて水びたしになるという問題もありました。

そこで処理できる生ゴミは処理機で乾燥させ、処理できないものだけこちらに捨てるようにしたところゴミ袋を変える頻度が3分の1くらいになりました。大容量モデルが出れば頻度問題は解決するかもしれませんが、その分重くはなってしまうので生ごみ処理機と組み合わせて使うのが最適解かもしれません。

NAGUALEP NANOレビュー】フィルターがあってもにおい対策は必須

嫌なにおいはしませんが、におい対策は必要です。NAGUALEP NANOの場合、生ゴミを投入してすぐに動かすので腐敗臭はしません。ただ大量に処理すると焼き芋のような香ばしいにおいがします。これはフィルターでは処理しきれないようなので、消臭スプレーなどで対策するといいでしょう。

正直なところ有効性を疑っていた生ゴミ処理機。結論は「製品を選べば活用できる」というものでした。少なくとも私はNAGUALEP NANOを使い続けるつもりでいます。

筆者撮影

1~2万円のイメージだった生ゴミ処理機、今調べてみるとどれも3~7万円するようです。自治体によっては半額ほど補助が出るケースがあるので組み合わせて導入を検討してみてはいかがでしょうか。

筆者撮影

参考資料

木村 ヒデノリ