【Luna Display活用術】欠点は一つ、動画には向かない
この他にも、Luna Displayをつくる企業が同じくリリースしているastropadというアプリと組み合わせることでiPadが高品質な4K液晶ペンタブとして使えるなど、何かと活用シーンの多いLuna Display。
ただ一つ、弱点なのは動画やゲームなど、高いリフレッシュレートを要求される作業ではカクカクしてしまうことです。Apple標準機能のSidecarでは動画もスムーズに表示されるので、そういった用途にはSidecarを使う方が良いと思います。
ちなみにWindows専用ですがUSB-CではなくHDMIのモデルも用意されています。USB-Cポートはハブやマウスなど接続するものも多いですが、HDMIポートは普段空いていると思うのでこの選択肢は便利ですね。
Mac miniやMac Studioに接続して使うヘッドレスモードでは、File Vaultをオフにするなど事前にいくつかの設定が必要なものの、2回目以降は操作開始後すぐにiPadがモニターとして使えるようになります。
出張先で動画編集などをしたい場合、Mac Studioなら自宅にいるのと変わらない処理能力で作業ができるし、iPadがディスプレイになるならタッチ操作も可能。便利そうなのでこれも試してみたいと思います。
参考資料
木村 ヒデノリ