夏キャンプのシーズンが近付き、夏休みを利用したり、晴れ間の多い時期にキャンプへ行く計画を立てたりする方も多いのではないでしょうか。ただ落とし穴となるのが「暑さ」。「楽しいキャンプのはずが灼熱の暑さで地獄だった...」という声もよく聞かれます。

夏キャンプを楽しく過ごすためには、暑さ対策が欠かせません。大人よりも背の低い子どもは地面から近く、暑い空気に包まれやすいため、特に注意が必要です。

そこで今回は、夏キャンプの暑さ対策を8つご紹介します。暑さに悩まされがちな夏キャンプを、安全かつ快適に過ごす対策を厳選したので、ぜひ最後までご覧ください。

【夏キャンプ】厳しい暑さの危険性

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夏キャンプの厳しい暑さは、ときに命に関わる危険性があります。

理由は以下の2つ。

  • 熱中症になる恐れがあるから
  • 夜でもテントの中は暑いから

それぞれ説明します。

危険性1. 熱中症になる恐れがある

夏の厳しい暑さは、熱中症の危険性が高まるので注意しましょう。なぜなら、野外活動が長い間続くと体温上昇により熱ストレスが生じ、熱中症のリスクが高まるから。

汗をかいたのに水分補給を怠ると、体内の水分バランスが崩れて脱水症状を引き起こし、体温が下がらないリスクがあります。夏のキャンプでは、直射日光をできるだけ避けて、こまめな水分補給や休憩を取るようにしましょう。

危険性2. 夜でもテントの中は暑い

夏の厳しい暑さは夜でも気温が下がりにくいため、保温性の高いテントの中は、より一層熱がこもります。温度が逃げない原因は、日中の太陽光や外気温の影響で熱が貯蓄されるため。

一部のテントは遮断性の高い素材が使われていますが、それでも空気の循環がしづらく、夜になっても温度が高い可能性があります。そのため、夜にテント内で過ごすときも、脱水や熱中症に気を付けましょう。