建売住宅の内見ポイント2. 間取りの使い勝手や家事動線
間取りの使い勝手は、一般の方には図面ではイメージしにくいものです。
現地で生活する様子をイメージしながら実際に動いてみて確認することが大切です。
建売住宅の内見ポイント3. 部屋の広さ
図面に記載されている部屋の広さ(畳数)と実際に現地で感じる部屋の広さは異なることが少なくありません。
また設置する家具や家電の大きさによっても印象が異なってしまうものです。
見学の際には家具や家電を設置した様子をイメージしながら、生活スペースがきちんと確保されているかどうかを部屋ごとにチェックする必要があります。
建売住宅の内見ポイント4. 収納量
事前に収納したい荷物の量を把握した上で、現地で収納スペースの寸法や配置などをチェックしましょう。
またあらかじめどこに何を収納するのかを決めておくことで、入居後に収納スペースが足りないといった問題を未然に防ぐことができます。
建売住宅の内見ポイント5. 施工の不具合の有無
入居後に施工の不具合に気付いても、売主がきちんと対応してくれるとは限りません。
また対応してくれたとしても、時間と労力が必要になります。
したがって気になる点があったら、契約する前に指摘しておくことが大切です。
そしてどうしても施工や住宅性能に不安な点があるようであれば、専門家によるホームインスペクションを活用して施工品質をチェックしてもらうことも可能です。
建売住宅のまとめ
建売住宅はあらかじめ間取りや設備、仕様などが決まっていて、比較的安価で購入できるのがメリットです。
しかし不特定多数の人をターゲットに設計しているため、本当に自分に適した物件なのかどうかを良く見極めた上で購入することが大切です。
入居後の暮らしをイメージして納得した上で購入することができれば、高い満足度が得られるでしょう。
参考資料
亀田 融