株式会社ドン・キホーテは、2026年3月18日、鍵・荷台・ライトを標準装備から外した税別1万円の自転車「Option-0(オプションゼロ)」を発表しました。SNSでは尖りすぎた仕様に賛否両論の議論が勃発しています。
1. ドンキ情熱価格からまた究極のコスパ商品が登場!
同社はプライベートブランド「情熱価格」から、価格破壊ともいえるコスパにすぐれた製品を多く展開しています。
テレビからチューナーを省いたチューナーレステレビ、機能を最小限に絞った低価格ノートPCなど、意外性のある発想でたびたび話題になっています。
今回のOption-0は、自転車の当たり前であった「鍵・荷台・ライト」の標準装備をなくすことで、極限まで価格を安くしました。
自転車は原材料価格や物流費高騰などの影響で価格上昇傾向にあり、ドン・キホーテでも一般自転車である「軽快車」の平均単価は4年間で約1.4倍(約6000円)高くなっています。
自転車はカスタマイズを好む人も多く、「鍵はすでに持っている」「荷台なんて使っていない」「好みのライトを取り付けたい」という多様なニーズがあります。
今回の商品はそんな「自分仕様の自転車」をカスタマイズすることを前提にしています。
2. ライトはないけど、取付は必須
「Option-0」の仕様は以下の通りです。
- 商品名:情熱価格 Option-0
- 価格:税込1万1000円
- カラー:ベージュ、グリーン、ネイビー
- フレームサイズ:380mm
- 寸法:全長:約1760mm、全幅:約540mm
- サドル高さ:最低約740mm~約870mm
- 車両重量:約16kg
- 適正身長:約145cm以上
- カゴ最大積載量:3kg
- タイヤ:サイズ:26×1 3/8インチ、空気圧:350kpa
- 変速:なし(シングル)
なお、自転車のライト取付は義務であり、2026年4月以降、夜間走行時のライト無点灯は道路交通法違反となります。
ドン・キホーテでも「お手持ちのライトや新しくライトを購入し必ず取り付け下さい」と呼びかけています。
3. 「最高に合理的」「そのまま乗る人いそうで怖い」の声
SNSでは「Option-0」の尖りすぎた仕様に賛否両論の議論が勃発しています。
歓迎しているのは、カスタマイズ派です。
- 「どうせライトも鍵も自分でお気に入りのやつを買うから、最初から付いてなくて安いのは最高に合理的」
- 「カスタムベースとして優秀すぎる」
などの声があがっています。
また、「1万円なら盗難リスクを考えても精神衛生上よろしい」といったリスクを前提とした評価をしている方もいました。
一方、ネガティブな意見としては、安全性への配慮があります。
- 「初心者がそのまま乗りそうで怖い」
- 「コストカットのために安全性をユーザーまかせにしてもいいものかどうか」
- 「使い捨て感覚の自転車が増えるのは放置自転車問題に拍車をかけそう」
といったコメントが見受けられました。
Option-0は自転車の当たり前に一石を投じる意欲的な試みですが、4月から交通反則通告制度が適用されるタイミングということもあり、議論が過熱しているようです。
今回の商品は関東のドン・キホーテ系列店舗(一部を除く)で3月21日に先行販売し、7月に全国のドン・キホーテ系列店舗(一部を除く)で順次発売を開始します。果たして懸念は杞憂で終わるのか、自転車に関する新たな火種となるのか。発売後の動向にも注目です。


