現行モデルのアルファードは、2015年1月に姉妹車のヴェルファイアとともにフルモデルチェンジした3代目になります。既に8年が経過していますが、自動車販売協会連合会による「2022年通期の販売台数は6万台近くになるなど人気は衰えていません。
しかし、いざ購入を検討するとなると価格が気になるでしょう。また、全長4945~4950mm、全高1935~1950mmと大きなボディサイズですから、重量も最大2トン以上にもなるため燃費が悪いのでは?と思う人も多いでしょう。
価格も燃費もファミリーカーにとっては重要ですよね。そこで今回はアルファードの気になる価格や燃費、そして中古車情報を詳しくご紹介しようと思います。
※本記事は2023年6月12日時点での現行モデル30W型の情報です。
トヨタ「アルファード」とは?サイズやシートアレンジを確認
アルファードは2002年に初代モデルが誕生して以来、トヨタが量販する最上位のミニバンとして現在に至っています。
現行モデルは2015年1月に姉妹車のヴェルファイアと共にフルモデルチェンジした3代目にあたり、ミニバンの枠を越えた大空間高級サルーンのテーマのもと、圧倒的な室内スペースに高品質、高機能な装備を満載しています。
室内はフロアの低床化により室内高1400mmのゆとりに満ちた室内空間を創出しています。そして室内空間を最大限活用したシートアレンジもアルファードの魅力です。
シートアレンジでは、シートスライド量最大1160mmを実現した助手席スーパーロングスライドシートや、荷室長最大2150mmの積載スペースを生み出すエクストラロングラゲージモード、ダブルトライアングルモードなどがあります。
また、軽快な直列4気筒2.5Lとハイパワーの迫力あるV型6気筒3.5Lのガソリンエンジンと、スムーズさと低燃費を両立した直列4気筒2.5Lハイブリッドというパワーユニットにより、大きな車体でも余裕ある走行性能を実現させています。
アルファードの価格
アルファードの価格は、全体的に同じトヨタのミニバンであるノア/ヴォクシーより上位モデルになるため高くなります。
しかし2.4L車は400万円を切るエントリーグレードがあり、ノア/ヴォクシーの上位グレードと同等かそれより安い価格になっています。
このようにノア/ヴォクシーより余裕ある室内スペースと堂々たるスタイリングのアルファードは、大変リーズナブルなグレードもあるのが魅力です。
もちろん最上級グレードの「Executive Lounge」は3.5L車もハイブリッド車も700万円を超えており、最上級サルーンの名に恥じない装備と価格になっています。
また、2WD車と4WD車の価格差は2.5Lガソリン車で約25万円、3.5L車で約20万円となり、2.5Lハイブリッド車は全車4WD(E-Four)となっています。