LIMOが2022年7月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年7月4日)

カラフルで色鮮やかな庭もステキですが、大人っぽい庭もシックでオシャレ。

ダークカラーやニュアンスカラーなど落ち着いた色の植物を組み合わせれば、スタイリッシュな雰囲気の庭が作れますよ。

今回は夏~秋の庭や花壇をシックに演出する植物と、オススメの組み合わせ例を紹介します。

1. シックなカラーの花々!植えるときのポイント

濃い紫や深紅、黒や茶色などのダークカラー、またクリーム色や銅色などのニュアンスカラーの植物は、コツを知るとオシャレに組み合わせることが可能です。植えるときに注意したいポイントをまとめてみました。

  • メインを決める:まずは目を引くポイントとなる植物を決めましょう。周囲の植物は、メインを引きたてるような花色や草丈にします。
  • 同系色を意識する:メインの花色や葉色を中心にし、周囲は濃淡が違う色の植物でまとめましょう。
  • 挿し色を入れる:クリーム色の植物やシルバーリーフ、斑入りの葉や複色の花など、挿し色を入れるとオシャレな雰囲気になります。

難しく感じるときには、園芸店のスタッフに相談してみるのもオススメ。家の外観や外壁なども考慮しながら、まずはメインの植物選びから始めてみましょう。

2. 大人っぽい!シックなカラーの植物とオススメの組み合わせ例

夏から秋にかけて、シックな色合いが楽しめる植物を紹介します。単体で植えてもステキですが、相性がよい組み合わせで植えてみると、よりオシャレに仕上がります。庭や花壇、寄せ植えなどで楽しんでみてくださいね。

2.1 ロフォミルタス

Lophomyrtus ralphii/shutterstock,com

深紅の茎が美しいロフォミルタスは、ニュージーランド原産の常緑低木樹。初夏には白い小花を咲かせ、秋には濃いピンクに紅葉した姿が楽しめます。

さまざまな品種があるなかでも、葉に白やピンクの斑が入ったマジックドラゴンは特に人気の品種。日当たりと水はけがよい場所で管理しましょう。気温マイナス5度以上で越冬可能です。

ロフォミルタスと組み合わせるなら、クリーム色や赤紫、青紫の植物がオススメ。さまざまな実の色が楽しめる観賞用トウガラシは、庭植えや寄せ植えにしてもオシャレですよ。※参考価格:800~1000円前後(3.5号ポット苗)

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観賞用トウガラシ…多彩色の実を楽しむ観賞用のトウガラシ。本来は多年草ですが、耐寒性が弱いため一年草扱いになります。数ある品種の中でも、パープルフラッシュやブラックパールはダークカラーでオシャレ。日当たりと風通しのよい場所を好みます。※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

2.2 ニューサイラン

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細長くシャープな葉を扇状に広げる常緑多年草、ニューサイラン。メインにも脇役にもなるカラーリーフです。葉色は斑入りの緑やクリーム色、赤紫や銅色など多数ありますので、好みに合わせて選びましょう。

風通しがよい日なた~半日陰を好み、乾燥には弱め。水やりはしっかりおこなってください。

ニューサイランと合わせるなら、ニューサイランの葉の色に合わせた草丈が低い植物を選びましょう。葉色が多いヒューケラは、ニューサイランと合わせやすく初心者でも育てやすい植物です。※参考価格:1000円前後(3.5号ポット苗)

Inna Giliarova/shutterstock.com

ヒューケラ…華やかな葉色を楽しむ多年草のカラーリーフ。葉色には赤や紫、クリーム色や複色などがあります。草丈がコンパクトで、どんな花にも合わせやすいのが魅力。日陰でもよく育ちます。※参考価格:300~1000円前後(3.5号ポット苗)