1.2 茎ブロッコリー

通常のブロッコリーよりも細長く、茎と花蕾の両方が食べられる茎ブロッコリー。セニョールスティックとも呼ばれています。

植え付け期は8月~9月上旬、収穫期は9月下旬~10月中旬。種からでも育てられますが、苗から育てた方が成功率は高めです。

多湿を嫌うので水のやり過ぎには気を付けましょう。※参考価格:150円(3号ポット苗)

茎ブロッコリーの育て方

1. 大きめのプランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石、培養土を入れる。
2.深さ10センチほどの穴を掘り苗を植える。株元が土の表面よりもやや高くなるように植え付け、株元を軽く押しつけておく。複数本植えるときは、株間隔は約20センチで。

Natali22206/shutterstock.com

3. たっぷりの水を与え、日当たりがよい場所で管理する。
4. 本葉が7~8枚になったら液肥を与える。以後、週1回のペースで追肥する。
5. 花蕾の大きさが15センチほどになったら収穫。

1.3 ジャガイモ

ジャガイモにはたくさんの種類がありますが、いまの時期は秋植えに適した品種を選びましょう。

人気の品種に「普賢丸」「デジマ」「アンデスレッド」などがあります。植え付け期は8月下旬~9月上旬、収穫期は11~12月です。

ジャガイモは袋栽培でも生育が可能。水を通し深めの丈夫な袋であれば、ジャガイモ栽培に適しています。手軽にチャレンジできるのでオススメです。※参考価格:1キロ1200円(種イモ)

ジャガイモの育て方

事前準備として、発芽していない種イモは、2週間ほど日光に当てて発芽させておきましょう。

1. 深さ40cm以上のプランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石、培養土を入れる。
2. 深さ10センチの穴を掘り、発芽部が上になるように埋める。2本目以降の株間は25~30センチほど。
3. たっぷりの水を与え、日当たりがよい場所で管理する。

袋栽培のジャガイモ(Angela Lock/shutterstock.com)

4. 草丈約10センチになったら元気がいい芽を1~2本残して間引き(芽かき)する。同時に培養土を5センチほど足す。
5. 芽が伸びて蕾がつきはじめたら、再度5センチほど土を足す。
6. 11月以降、花が咲き終わり葉・茎が枯れはじめたら収穫する。

※秋植えの種イモは切らずにそのまま植え付けます。切ると腐敗することがあるので気を付けましょう。