5. 障害厚生年金と障害基礎年金はいくらか

障害年金は、病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に支給される年金です。

国民年金に加入していた場合は「障害基礎年金」、厚生年金保険に加入していた場合は「障害厚生年金」が請求できます。

障害基礎年金の場合、2023年度の金額は障害等級に応じて次のとおり決まりました。

  • 1級:年額99万2750円(昭和31年4月1日以前に生まれた方は99万750円)
  • 2級:年額79万5000円(昭和31年4月1日以前に生まれた方は79万2600円)

要件を満たす子供がいる場合には、加算もあります(1人目及び2人目は22万8700円、3人目以降は7万6200円)。

障害厚生年金は、それまでの給与や厚生年金の加入月数により計算されます。

出所:日本年金機構「令和5年度版障害年金ガイド」

また要件を満たす配偶者がいる場合は、22万8700円が加算されます。

6. 加給年金はいくらか

一定の要件を満たす年下の配偶者や子どもがいる場合、厚生年金の受給額に「加給年金」が加算されます。

2023年度の加給年金は次のとおり決定しました。

出所:日本年金機構「加給年金額と振替加算」

配偶者がいる場合、加算額は年額で22万8700円です。

もし対象となる子どもがいる場合は、1人目と2人目で22万8700円、3人目以降の子どもからは1人あたり7万6200円が加算されます。

さらに、老齢厚生年金を受けている方の生年月日に応じて、配偶者の加給年金額に3万3800円から16万8800円が特別加算されます。

出所:日本年金機構「加給年金額と振替加算」

7. 「2023年度の年金」6月15日が初回支給日!

2023年度の年金額について、年金種類ごとに見ていきました。

年金は原則として2ヶ月に1度の支給です。偶数月に前々月と前月の年金が支給されるため、2023年度分の初回支給は6月15日となります。

増額されるのはうれしいものですが、一方で物価上昇には追いついていないのも現状としてあります。

日々の家計を見直し、しっかりマネープランを立てる必要があるでしょう。

参考資料

太田 彩子