LIMOが2022年7月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年7月11日)

いよいよ本格的な夏の到来です。暑さに負けないガーデニングで、夏もキレイな庭を目指しましょう。

今回は秋まで長く花を楽しめるオススメの一年草を紹介します。

夏の水やり対策もお伝えしますので、水切れや乾燥にお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 夏のガーデニング、水やりのポイント&乾燥対策は?

「水やり3年」というように、「水やり」は奥が深いガーデニング作業です。特に夏は水やりが難しい季節。植物を誤った水やりの方法で枯らさないように、注意しておこなうようにしましょう。

水やりは、必ず朝夕の涼しい時間帯におこなうようにします。株もとの土にたっぷりと水を与え、鉢植えなら鉢底から水が流れるまで与え、夜には葉水をかけてあげるのもよいでしょう。

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草丈のある植物や常緑低木を植えると日陰ができ、直射日光から植物を守ることができます。ひまわり、エキナセア、ランタナ、コウシュンカズラなどが草丈が高く、日陰を作りやすいでしょう。

土の表面はマルチングをしておくと、泥跳ねだけでなく極度の乾燥も防げます。バークチップ、ヤシの実チップなどで覆ってあげるのもよいでしょう。水はけや水持ちのよい土に土壌改良するのもオススメです。

2. 夏から晩秋まで長く咲く!オススメの一年草6選

真夏の暑さに強く、開花が11⽉頃まで長く楽しめる一年草を紹介します。ケイトウなど秋まで咲く花は、上手に夏越しすると、秋の発色が特に美しくオススメです。

2.1 ケイトウ

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夏の花のイメージが強いケイトウですが、花期は7~11月と長く、種類が豊富なのも特長です。園芸品種「ハッピーキャンドル」はカラフルでボリューミー。

「サマーラベンダー」はピンクのラベンダーに似たカワイイ穂が楽しめます。「アジアンガーデン」は草丈があるので花壇の後方にぴったり。水をあげすぎると枯れるので注意してください。※参考価格:200~400円(3.5号ポット苗)

2.2 コレオプシス

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明るい花色の陽気なイメージのコレオプシス。本来は多年草ですが、寒さに弱く冬越しがしにくいため、多くは一年草として扱われています。

多湿を嫌うので、特に真夏の時期の水やりは注意が必要です。月1回の置肥もしくは週1回の液肥を与えながら、花ガラが目立ってきたら切り戻してください。

8月中旬頃のピンチで、再び晩秋まで長く花を楽しめます。※参考価格:600~1000円(3.5号ポット苗)

2.3 ヒマワリ

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ヒマワリは夏の定番花。最近はミニひまわりなど、小さめの庭やベランダでも育てやすい品種が続々登場しています。

園芸品種「サンビリーバブル」は、草丈70センチほどのミニひまわりの新品種。夏から秋まで開花期間が長いため、プランターや花壇にオススメです。

真夏の直射日光を物ともせず、分枝してたくさん花をつけて咲き続けるので見栄えが抜群。無花粉で種がつかないため、手や衣服を汚しません。※参考価格:800~1000円(3号ポット苗)