後悔ポイント5. ウォークインクローゼットがせまかった
「2階にウォークインクローゼットがありますが、思いのほか小さくて普通のクローゼットのようです」とご夫婦は話します。
服がたくさんある方にとって「ウォークインクローゼット」は、少なくとも1箇所は確保しておきたいものです。
ウォークインクローゼットには以下の種類があります。
- I型...1帖くらい
- Ⅱ型…2帖くらい
- L型…2帖くらい
- コの字型…3帖くらい
服の量や間取りに合わせてタイプを選ぶのがおすすめです。
しかしこのご夫婦のように、「もっと広いウォークインクローゼットにしておけばよかった…」と後悔する方も多いので、服が少なくても広めのウォークインクローゼットを選ぶといいでしょう。
後悔ポイント6. 洗面所が狭すぎた
「脱衣室と洗面所が同じ場所で狭いので、2人いるとぎゅうぎゅう詰めです。将来どう区切れば良いのかを悩んでいます」と、ご夫婦は洗面所の広さも後悔しています。
一般的に、建売住宅を内覧するときに洗面所の広さや洗濯機置き場の大きさを確認する方は多いでしょう。
しかし、その時に「脱衣スペースとして圧迫感はないか」ということを見落としがちです。
- タオルや着替えを入れる収納スペースが確保できるか
- 2人以上で使用する際にせまくないか
このような細かいところに気をつけていれば後悔しないはずです。
建売住宅で後悔しないためには
建売住宅の場合、実際に売られている家そのものを内覧することができるので、以下の2点を意識すれば、今回のご夫婦のような後悔点は改善できます。
- 「ここは大丈夫だろう」という意識を捨てる
- 「実際に生活したら不便はないか」を意識する
玄関、和室、リビング、トイレなど一つ一つの生活スペースにこだわりを持って建売住宅を選ぶのが後悔しないコツです。
とはいえ実際の生活を想像しながらの「家選び」は難しいかもしれません。
そのため、今回のご夫婦のような「体験談」を参考にすれば後悔も少なくなるでしょう。
この体験談を参考にして、夢のマイホーム選びを成功させましょう。
参考資料
岩井 佑樹