建築資材の高騰で住宅メーカーが悲鳴をあげている中、自社で木材を生産している企業などでは需要が増加しています。

建売住宅は「規格住宅」として商品を多く分譲することで、コストカットが可能なのが魅力です。

さらに注文住宅と違い、間取りや広さなどの「規格」が決まっています。

実際に住む家を内覧することも可能です。

とはいえ、内覧時に「自分たちが生活している姿」をイメージするのはなかなか難しいですよね。

そこでこの記事では、静岡県で2900万円の建売住宅を建てたご夫婦に「6つの後悔ポイント」をお聞きしました。

これから建売住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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後悔ポイント1. リビングの窓が小さく開放感がない

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「リビングの目の前が道路なので、プライバシーを考慮して窓は小さくしました。南向きで日当たりは良いので満足はしていますが、閉塞感があるので少し後悔しています」とご夫婦は言います。

リビングの窓が小さくてもお部屋に「開放感」をもたせるためには、リフォームによる解決も選択肢のひとつです。

  • 間仕切りをなくす
  • 天井を高くする

リビングの隣に部屋がある場合、間仕切りを撤去するか、間仕切り用の引き戸を設置すれば「ワンフロア」にできます。

また「吹き抜け天井」のような空間を作ることで、開放感を作ることが可能です。

後悔ポイント2. 和室の位置が不便

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近年では、リビングと隣接して「和室」がある建売住宅は多いです。

しかし、来客用として和室を使用する人向けに、リビングと和室が離れた家もあります。

ご夫婦もリビングと和室が離れた家を選んだのですが、次のように後悔しています。

「来客用の和室がほしかったので、リビングと和室が接していない建売住宅を選びました。でも住んでみて気付いたんですが、和室が意外と奥まった場所にあったため、急な来客用には使えなかったんです。和室の位置はもう少し慎重に考えるべきでした…。」

和室は、住む人によって様々な使い方があります。

建売住宅を選ぶ際には、あなたの生活スタイルに合った「和室の位置」を選びましょう。

後悔ポイント3. 玄関が狭すぎた

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建売住宅を購入したあとに、意外と後悔する方が多いのが「玄関」です。

リビングや居室の位置、広さを優先するために、玄関をせまくした物件も多くあります。

「玄関が狭いので、突然の来客と『玄関での立ち話』ができません。いつも外に出て話しています」とご夫婦は言います。

玄関は家の顔とも言われています。

きれいにしておくのはもちろんのこと、開放的で広々とした玄関の方が使い勝手がよくなりそうです。

後悔ポイント4. トイレを玄関の近くにした

ご夫婦が一番後悔しているのが、トイレの位置です。

「1階のトイレの場所は玄関を開けてすぐの場所にあります。玄関が小さく狭いため、トイレの匂いが外に出てしまわないか気になります。さらに、来客時など神経を使いますね」と話しています。

トイレの位置も、建売住宅を選ぶ際にそこまでこだわっていなかったそうです。

「あるとき、家に帰ってきて玄関を開けたらトイレ内が丸見えでした。子どもがトイレの扉を開けたまま用を足していたんです」というエピソードも。

玄関の様子を気にしながらトイレを使用するのはストレスになりますよね。

このように、実際に生活してみてから気付くことも多いようです。