PayPayカードは普及が進んだ、QRコード決済「PayPay」の関連会社である、PayPayカード株式会社が発行しているクレジットカードです。
日頃からPayPayで決済をしている方であれば、気になっているという方も多いはず。
今回はPayPayカードを検討している方のために、PayPayカードにデメリットはあるのかを解説していきます。
また、PayPayカードをつくる前に確認するべきことも紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- PayPayカードのデメリット
- PayPayカードのメリット
- PayPayカードをつくる前に確認するべきこと
【関連記事】PayPayカードの評判は?5つのメリットと2つのデメリットも解説【CFP監修】
PayPayカードのデメリット
それでは、PayPayカードにデメリットはあるのか気になっている方のために、PayPayカードのデメリットを紹介していきます。
もちろん、これから紹介するデメリットには、人によって全く気にならない可能性もあります。
チェックしたうえで、PayPayカードの申し込みを検討してみてください。
デメリット1:付帯保険がない
最初のデメリットは、付帯保険がないことです。
PayPayカードには海外・国内旅行傷害保険やショッピング補償などの付帯保険が一切ありません。
そのため、クレジットカードに付帯保険を求めている方にとっては、この点がデメリットになるかもしれません。
旅行にそもそもいく機会がないという方は、この点は気にしなくて問題ありません。
デメリット2:すでに「Yahoo! JAPANカード」を持っている方は特典を受け取れない
PayPayカードに新規入会をすると特典を受け取ることができます。
ただし、Yahoo! JAPANカードからの切り替えや、すでにPayPayカードを退会した方の再入会などは特典の対象外となっています。
その場合は特典目的で入会しても特典は受け取ることができないので注意しましょう。
デメリット3:ETCカードの年会費は550円(税込)かかる
PayPayカードのETCカードの年会費は550円(税込)となっています。
年会費がかかるので注意しましょう。
ETCカードの年会費が無料のクレジットカードも存在するなかで、この点がデメリットになる方もいるのではないでしょうか。
無料でETCカードを利用したい場合は他のクレジットカードのETCカードを検討しましょう。
デメリット4:PayPay関連のサービスを利用しない方にはメリットが少ない
PayPayカードはPayPay関連のサービスとの連携ができるクレジットカードになっているため、それらを利用しない方にとってはメリットが少ないです。
あくまで、PayPayを利用する方向けのクレジットカードとなっていますので、PayPayの利用頻度が高いという方は検討してみてください。
【関連記事】PayPayカードの評判は?5つのメリットと2つのデメリットも解説【CFP監修】
PayPayカードのメリット
それでは、ここからはPayPayカードのメリットを解説していきます。
PayPayカードは使う人次第でメリットの多いクレジットカードになっていますので、チェックしてみてください。
メリット1:年会費無料
PayPayカードは年会費無料のクレジットカードとなっています。
年会費を気にすることなく使えるので、この点はうれしいですね。
メリット2:国際ブランドはVisa・MasterCard・JCBから選べる
PayPayカードは3種類の国際ブランドから選択することができます。
- Visa
- MasterCard
- JCB
どの国際ブランドがおすすめか迷っている方は、下記ページを参考にしてみてください。
【関連記事】PayPayカードの国際ブランドはどれがおすすめか、Visa・MasterCard・JCBのどれがいいのかを解説
メリット3:ポイント還元率が基本1%と高い
PayPayカードのポイント還元率は基本1%となっています。
年会費無料のクレジットカードのなかで1%の還元率は高い部類といえます。
還元率にこだわる方にとってメリットです。
また、Yahoo!ショッピング・LOHACOでは毎日最大5%、さらに「5のつく日」は最大+4%となっており、利用頻度が高い方は効率よくポイントを貯めることができます。
メリット4:PayPay残高に唯一チャージできるクレジットカード
PayPayカードはPayPay残高へチャージできる唯一のクレジットカードとなっています。
PayPay残高のチャージにクレジットカードを利用したいという方は、必然的にPayPayカードが必要になります。
PayPay残高を利用している方にとっては大きなメリットです。
メリット5:PayPayに登録できる唯一のクレジットカードとなる
PayPayカードはPayPayに登録できる唯一のクレジットカードとなる予定となっています。
これまで、PayPayカード以外のクレジットカードも登録できたのですが、2023年8月1日(予定)以降、PayPayでの決済にはPayPayカード株式会社が発行するクレジットカードのみ登録できる形となります。
登録済みのクレジットカードも利用できなくなるため、PayPayにクレジットカードを紐付けて利用したい場合は、今後、「PayPayカード」か「PayPayカード ゴールド」を利用する必要があります。
【関連記事】PayPayカードの評判は?5つのメリットと2つのデメリットも解説【CFP監修】
メリット6:ナンバーレスでセキュリティ面で安心
PayPayカードはナンバーレスのカードとなり、番号が印字されていないため、番号を盗み見される心配が少ないです。
一般社団法人日本クレジット協会が2023年3月に公開した「クレジットカード不正利用被害の発生状況」によると、2022年のクレジットカード不正利用被害額は436.7億円となっています。
そのうち、番号盗用被害額は9割を占めています。
番号盗用被害が増えている今だからこそ、ナンバーレスのPayPayカードはセキュリティ面で安心です。
メリット7:最短7分で利用可能
PayPayカードは最短7分(申込5分、審査2分)で利用可能です。
カードが届くのは、1週間程度で登録の自宅住所宛へ送付となっています。
申し込み時に口座の登録が済んだ方は審査が完了すると、すぐにクレジットカード番号や有効期限が確認でき、インターネット上での買い物などに利用できます。
【関連記事】PayPayカードの評判は?5つのメリットと2つのデメリットも解説【CFP監修】
PayPayカードをつくる前に確認するべきこと
PayPayカードのメリットとデメリットを比較して検討しましょう。
年会費は無料となっていますが、ETCカードは550円(税込)の年会費がかかります。
また、PayPayや、Yahoo!ショッピング・LOHACOなどの利用頻度についても確認してみてください。
PayPay残高やPayPayの決済にクレジットカードを利用したい場合はPayPayカードを持っておいて損はなさそうです。
参考資料
- PayPayカード株式会社「PayPayカード」
- PayPayカード株式会社「クレジットカードの登録について」
- PayPayカード株式会社「お申し込みの流れ」
- 一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」
まとめ
- PayPayカードのデメリットは付帯保険がないこと、ETCカードの年会費が550円(税込)かかることなど
- PayPayカードはPayPay関連のサービスを利用する方にとってメリットの多いクレジットカード
- PayPay関連のサービスを利用し、付帯保険がないことやETCカードが有料でも問題ない場合はPayPayカードをつくるべき
MeChoice編集部