日々進化が進むキャッシュレス決済。なかでも最近は「コード決済」の存在感が増していますね。日頃のショッピングでPayPay(ペイペイ)を頻繁に利用している方も多いのではないでしょうか。
PayPayカードはPayPayの残高にチャージできる唯一無二のクレジットカードです。
※その他のクレジットカード(VISA、MasterCard)はPayPayへの登録のみ
ここではPayPayカードの評判とともに、PayPayカードの5つのメリットと3つのデメリットについて解説します。

- 1.
- PayPayカードの基本スペック
- 2.
- PayPayカードの還元率
- 3.
- PayPayカードの5つのメリット
- 3-1.
- メリット1:年会費無料
- 3-2.
- メリット2:PayPayポイントを貯めやすい
- 3-3.
- メリット3:PayPay残高へチャージ可能
- 3-4.
- メリット4:ナンバーレスカード
- 3-5.
- メリット5:最短即日で発行
- 4.
- PayPayカードの2つのデメリット
- 4-1.
- デメリット1:ショッピング補償なし
- 4-2.
- デメリット2:旅行保険なし
- 5.
- PayPayカードの評判
- 5-1.
- PayPayカードのイイ評判
- 5-2.
- PayPayカードのイマイチな評判
- 6.
- Yahoo!ショッピングで、5のつく日にPayPayカードで支払ったら
- 7.
- まとめ
- 8.
- 参考資料
PayPayカード
PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード
- 年会費無料
- PayPayポイントを貯めやすい
- PayPay残高へチャージ可能
- ナンバーレスカード
- 最短即日で発行
1PayPayカードの基本スペック
内容 | |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB |
PayPayポイント | 100円につき1ポイント |
追加カード | 家族カード・ETCカード |
付帯保険 | なし |
モバイル決済 | Apple Pay、楽天ペイ |
2PayPayカードの還元率

PayPayカードは100円(税込)のショッピングにつき1ポイント(※PayPayポイント)が付与されます。
そのため、基本のポイント還元率は1.0%です。
Yahoo!ショッピングでPayPayカードを購入代金の支払いに利用した際に、次のポイント還元率が適用されます。
ポイント還元率 | |
---|---|
Yahoo!ショッピング(毎日) | ・通常ポイント:1.0% ・PayPayカードでの支払い:3.0% ※Yahoo!ショッピングまたはLOHACO ・ストアポイント:1.0% -----合計:5.0%(最大)----- |
Yahoo!ショッピング(5のつく日) ※要事前エントリー |
・通常ポイント:1.0% ・PayPayカードでの支払い:3.0% ※Yahoo!ショッピングまたはLOHACO ・ストアポイント:1.0% ・5のつく日:4.0% ※ PayPayカードでの支払い -----合計:9.0%(最大)----- |
PayPayカード
PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード
- 年会費無料
- PayPayポイントを貯めやすい
- PayPay残高へチャージ可能
- ナンバーレスカード
- 最短即日で発行
3PayPayカードの5つのメリット

ここからはPayPayカードの5つのメリットについて紹介します。
- メリット1:年会費無料
- メリット2:PayPayポイントを貯めやすい
- メリット3:PayPay残高へチャージ可能
- メリット4:ナンバーレスカード
- メリット5:最短即日で発行
メリット1:年会費無料
PayPayカードのメリットのひとつとして、年会費永年無料があげられます。
年会費の支払いを気にしなくて済むのは嬉しいところでしょう。
メリット2:PayPayポイントを貯めやすい
前述したように、PayPayカードのポイント還元率は1.0%です。
国際ブランドのVISAやMasterCard、JCBが使えるショップやサービスであれば、1.0%の還元率が適用されます。
電気料金やガス料金、水道料金などの公共料金や、各種税金の支払いに対しても100円ごとに1ポイントが貯まる形です。
その他、Yahoo!ショッピングやLOHACOにて最大5.0%~9.0%のポイントが付与されるチャンスも用意されています。
特に5日と15日と25日は狙い目です。
メリット3:PayPay残高へチャージ可能
PayPayカードのメリットの1つには、PayPay残高へのチャージが可能な点があります。
スマホ決済アプリPayPayはクレジットカード(VISAとMasterCard)の登録はできますが、残高へのチャージが認められているのはPayPayカードだけです。
オートチャージ設定も可能なため、レジでの支払い時にうっかり残高不足となるリスクの回避にもつながります。
必ず本人認証サービス(3Dセキュア)の登録をしておきましょう。
登録の有無により、PayPayの利用上限金額が異なることがその理由です。
PayPay利用上限金額 | |
---|---|
本人認証サービスに登録済み | 過去24時間以内:2万円 過去30日以内:5万円 |
本人認証サービスに登録していない場合 | 過去30日以内:5000円 |
メリット4:ナンバーレスカード
PayPayカードは、カード券面にカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)が記載されていないナンバーレスカードです。
店舗でのカード決済時に、カード情報を第三者から見られることが一切ありません。
ちなみに、一般社団法人 日本クレジット協会の調査によると、クレジットカード不正利用のうち、「番号盗用」の占める割合が非常に高いことが示されています。
特に2021年では、被害総額の94.4%が番号盗用によるものです。
PayPayカードはナンバーレスカード。
セキュリティ対策の面では安心感が高そうですね。
PayPayカードのカード情報は、PayPayアプリまたはPayPayカード会員メニューよりチェックすることが可能です。
メリット5:最短即日で発行
PayPayカードは申し込みから最短即日でカード情報が発行されます。
事前にYahoo! Japan IDの発行と、Yahoo!ウォレットの登録を済ませておきましょう。
- 本人情報や金融機関の情報が確認できる書類を準備(運転免許証やキャッシュカードなど)
- PayPayカードの公式サイトにアクセス
- 「申し込む」をタップ
- 必要事項を記入する
- 引き落とし用の金融機関口座を登録する
- 記入した内容に誤りがなければ申し込み手続きの完了
- 申し込み完了後、最短5分にて登録したメールアドレス宛に審査結果が送られる
- 事前に作成したYahoo!ウォレットにPayPayカードのカード情報が登録される
※通常使うお支払い方法として登録 - Yahoo!ウォレットが使用できるショップにてショッピングが可能となる
- 申し込み手続き完了後、約1週間ほどで登録の自宅住所あてににカード本体が届く
※郵便局の本人限定受取郵便(特定事項伝達型) - 本人確認書類(運転免許証など)を配達員に提示してカードの受取完了
最短即日でネットショッピング(Yahoo!ウォレット)が利用可能となります。
PayPayカード
PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード
- 年会費無料
- PayPayポイントを貯めやすい
- PayPay残高へチャージ可能
- ナンバーレスカード
- 最短即日で発行
4PayPayカードの2つのデメリット

PayPayカードには最短即日発行やナンバーレスカードなどのメリットがある一方で、以下の3つのデメリットが生じる可能性も含まれています。
- デメリット1:ショッピング補償なし
- デメリット2:旅行保険なし
- デメリット3:旧ヤフーカード会員は新規入会特典の対象外となる
デメリット1:ショッピング補償なし
PayPayカードにはショッピング補償が付帯していません。
旧ヤフーカードの券面には、購入日より90日以内の偶発的な事故(盗難、破損、火災など)に対するショッピングガード保険が存在しました。
旧ヤフーカード券面からPayPayカードの券面に切り替わった時点で、ショッピングガード保険はサービス終了となっています。
そのため、より安心感を持って買い物をしたい方は物足りなさを感じるかもしれません。
デメリット2:旅行保険なし
PayPayカードには、海外および国内の旅行保険の付帯もありません。
旅行や出張などで海外や国内の観光地などを訪れる機会の多い方にとっては、マイナスの要素となることも考えられるでしょう。
PayPayカードの上位互換となる「PayPayカード ゴールド」には、最大1億円補償の海外旅行損害保険と最大5000万円補償の国内旅行損害保険を付帯。
ショッピング補償においても、最大300万円補償のお買い物保険が付帯されています。
5PayPayカードの評判

ここからは、PayPayカードを利用中の方からの「イイ評判」と「イマイチな評判」を紹介していきます。
これからPayPayカードの発行を検討している方のヒントになれば幸いです。
PayPayカードのイイ評判
PayPayカードの代表的なイイ評判は次の3つです。
- スマホ決済アプリPayPayにチャージができる
- 年会費が永年無料である
- 基本のポイント還元率1.0%
PayPayカードの一番の特徴と言えるのは、スマホ決済アプリPayPayにチャージができる点です。
ほかのクレジットカード(VISA、MasterCard)は登録はできますが、チャージには対応していません。
PayPayを介したクレジットカード決済という位置づけに近いでしょう。
年会費が永年無料であることや、基本のポイント還元率が1.0%という点も好印象です。
ショッピングはもちろんのこと、公共料金や税金の支払いにも1.0%のポイントが貯まります。
PayPayカードのイマイチな評判
PayPayカードには年会費無料やポイント還元率などのイイ評判がある一方で、以下の3つのイマイチな評判も見受けられます。
- ショッピングガード保険が付帯されていない
- 海外旅行保険が付帯されていない
- ナンバーレスカードのためカード情報の確認が面倒である
PayPayカードにはショッピングガード保険や海外旅行保険が付帯されていません。
これは年会費無料のクレジットカードにはありがちなパターンです。
事前に公式サイトなどから情報を収集してから申し込むことをおすすめします。
PayPayカードはナンバーレスカードであることから、セキュリティ対策の点で長けているのは確かです。
ただしカード情報を逐一アプリなどから確認しなければならないため、ネットショッピングなどの際にひと手間かかることは確かであるといえそうです。
6Yahoo!ショッピングで、5のつく日にPayPayカードで支払ったら

PayPayカードはYahoo!ショッピングの「5のつく日」に、最大9.0%のポイントが付与されるクレジットカードです。
5日と15日と25日に毎回5000円のショッピングをした場合、1ヶ月と年間でどのくらいのポイントが貯まるのかを次の表にまとめています。
ポイント数 | |
---|---|
1ヶ月で貯まるポイント | 1350ポイント ※1350円相当 ※5000円×3(回)×9.0%で算出 |
年間で貯まるポイント | 1万6200ポイント ※1万6200円相当 ※5000円×3(回)×9.0%×12(ヶ月)で算出 |
年間で3回分のショッピング購入金額に相当するポイント(1万6200ポイント)が付与されることがわかります。
7まとめ
ここまで、PayPayカードの評判および、5つのメリットと3つのデメリットについて紹介してきました。
PayPayカードは、スマホ決済アプリPayPayの利用頻度の高い方に向いています。
ソフトバンクの携帯電話料金の支払いに対しても、1000円(税抜)につき5ポイント(ソフトバンクポイント)が付与されるのも嬉しいところでしょう。
付帯保険などが気になる方はPayPayカード ゴールドの発行や、2枚めのカードとしてPayPayカードの作成を検討してみることをおすすめします。
8参考資料

PayPayカードの最大のメリットとなるのが、100円利用する毎にPayPayポイントが貯まると言う点です。そのほかにも、年会費が無料なのは見逃せないメリットです。
とはいえ、もちろんデメリットもあります。PayPayの一般カードの場合、他のクレジットカードに付帯しているショッピング保障や旅行保険の付帯がありません。これらのサービスが欲しい場合にはゴールドカードに切り替える必要があります。年会費は1万1000円となり、メリットは薄れてしまいます。
クレジットカードを選ぶ場合、メリット・デメリットを総合的に判断することが大切です。すでにカードを保有している場合には、新たにカードを作ったら、どのようなメリットが手に入るのかを考えてから選ぶと良いでしょう。PayPayカードの魅力はPayPayポイントが貯まること。PayPay利用派には大いに利用価値がありそうですね。
PayPayカード
PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード
- 年会費無料
- PayPayポイントを貯めやすい
- PayPay残高へチャージ可能
- ナンバーレスカード
- 最短即日で発行