2.3 ミツバ

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親子丼や茶わん蒸しなど、和食にぴったりのミツバ。和のハーブならではの、香りと風味が和食には欠かせないアクセントに。

日陰でも育つ性質で、育てる場所を選ばないので、室内でも気軽に育てられます。乾燥には弱いため、こまめに水を与えて育てましょう。

収穫のタイミングは、草丈が15センチを超えてきた頃。そのまま育て続けると花が咲きますが、花が咲く前の茎が柔らかい状態で収穫するとおいしく食べられます。※参考価格:200円~400円前後(種)

2.4 ローリエ

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料理の香りづけによく使われるローリエ。清涼感のある香りで、スープなどの煮込み料理に入れると味のアクセントになるでしょう。鮮やかな緑色の葉が特徴的で、観葉植物として育てる人も。

別名は月桂樹ともいい、常緑高木に分類されます。園芸店では小さめのサイズで販売されている場合もありますが、本来は大きく育つ植物。細い茎がスクスクと伸びていくので、コンパクトに育てたい人は収穫もかねて剪定しましょう。

日陰でも育ちますが、日当たりのよい環境の方が元気に成長します。乾燥に強く、土が乾いてから水やりをすれば十分です。支柱などで茎を安定させ、こまめに枝をカットして風通しをよくして育てましょう。※参考価格:1500円~3000円前後(5号ポット苗)

2.5 ローズマリー

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料理だけでなく、焼き菓子の香りづけやハーブティーとしても人気のローズマリー。紫の小さい花を咲かせ、見た目もオシャレ。可愛らしい花姿も楽しめます。

日当たりのよいところで育てると、たくさんの花を咲かせます。乾燥した環境を好むため、水やりはほどほどにして、風通しをよくしておくと元気に育ちますよ。

草丈20センチを超えていれば、年中収穫が可能。好きな時に好きな分だけ料理に使えて便利です。※参考価格:1000円~2000円前後(5号ポット苗)

3. まとめにかえて

今回紹介したハーブや香味野菜は、気軽に育てられ、料理の味や香りをぐんと引き立ててくれる植物。少ししか使わないのなら、育てたほうがいつでも使えて便利です。

見た目もオシャレなので、ベランダや室内で育てるのもオススメ。日当たりのよいところにおけば、イキイキと育ちますよ。

いつもの料理がワンランクアップするハーブや香味野菜。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

LIMO編集部