2.5 ルリマツリモドキ
ルリマツリに似たブルーの花を咲かせるルリマツリモドキ。学名のケラトスティグマとも表記されます。
地下茎を伸ばして広がる宿根草で、冬には地上部がなくなりますが、茎が残って低木になる品種もあります。ブータンルリマツリと呼ばれる品種は、背が高く低木状になります。
夏から秋の暑い時期に花が咲き、夏のグランドカバーにオススメ。秋には紅葉も楽しめます。※参考価格:400〜600円前後(3号ポット苗)
2.6 エキノプス
別名ルリタマアザミといい、イガグリのような見た目と透き通るような深いブルーが美しい多年草です。シルバーがかった茎やトゲのある葉など、硬質な印象を与える草花で、庭や花壇のクールなアクセントになってくれます。
切り花としても花もちがよく、ドライフラワーとしても楽しめるのも魅力。独特の質感が大人っぽい印象の庭に仕上げてくれます。開花時期は夏ですが、秋に咲くこともあります。※参考価格:700〜1000円前後(3号ポット苗)
2.7 トケイソウ
造形的で不思議な形の花を持つトケイソウ。熱帯原産のつる性植物で、グリーンカーテンにしたり、トレリスやアーチに絡ませてもオシャレです。
たくさんの品種があり、なかにはパッションフルーツと呼ばれる果実をつける品種や、パッションフラワーと呼ばれハーブとして使われる品種もあります。
開花時期は夏から秋まで。長く花を楽しめます。※参考価格:700〜1000円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
今回は、夏の庭を爽やかに演出する、ブルーの花を中心に紹介しました。
涼しさや爽やかさを演出するには、ブルーがいちばんオススメですが、夏らしさを強く演出したいなら、ブルーにレッドを合わせると、情熱的な雰囲気に。
花苗を購入するときに、いろいろ組み合わせてお気に入りの夏の庭を作ってみてくださいね。
LIMO編集部