LIMOが2022年6月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年6月18日)

6月も半分を過ぎ、夏の足音が聞こえてきそうな今日この頃。ステキな庭に夏の強い日差しが映える季節も、すぐそこです。

夏の庭を爽やかに彩るにはブルーの花がオススメ。夏の濃い緑や真っ青な空にブルーの花々がキレイに映えます。ブルーには涼しげな印象を与えるだけでなく、心を落ち着かせる効果も期待できます。

今回は、夏の庭にオススメ!ブルーの花を咲かせる草花を紹介します。さっそくみていきましょう。

1. ブルーの花で夏の庭を爽やかに演出!

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ブルーの花は季節を問わず、庭をオシャレに仕上げてくれるカラー。涼し気でクールな印象を演出するブルーは、特に夏に大活躍します。組み合わせる花によって、爽やかで若々しい印象や、ダークで大人っぽいイメージにもなります。

涼しげでオシャレな夏のブルーガーデンを作るには、風に揺れる背の高い花と、グランドカバーになる花を配置。つる性の花を目線より高い位置に絡ませて、庭全体からブルーの印象が残るようにするとよいでしょう。

視線のいろんな位置にブルーの花があることで、ブルーの爽やかな印象が強くなります。スペースがない場合は、ブルーでまとめた寄せ植えを置くのも効果的ですよ。

ブルーに色を統一することでオシャレな雰囲気にもなりますが、より爽やかさを演出したいときは、白の花を合わせるのがオススメ。パープルやレッドの濃い色を入れると、大人っぽい雰囲気に仕上がります。

2. 爽やかでオシャレ!暑さにも強いオススメの草花7選

2.1 エボルブルス

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エボルブルスはアメリカンブルーとも呼ばれ、暑さにも負けず、ブルーの花をたくさん咲かせる植物。本来多年草ですが、寒さに弱く、日本では一年草扱いになっています。

這うように茎が広がっていくので、花壇前方やグランドカバーはもちろん、ハンギングにして吊るしたり、鉢植えでも楽しめます。

開花時期は4月頃から10月頃まで。花つきもよく育てやすいので、初心者にもオススメです。※参考価格:600〜800円前後(3号ポット苗)

2.2 オキシペタラム

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ブルースターとも表記されるオキシペタラム。その名の通り、青い星のようなカワイイ花を咲かせる多年草です。透き通るようなブルーがとても美しく、切り花としても人気があります。

咲き始めは明るい水色で、徐々に青が濃くなり、やがてピンク色を帯びていくのも魅力です。開花時期は5月から10月まで。カットしたときに茎から出る白い液は、肌がかぶれることもあるので注意が必要です。※参考価格:200〜500円前後(3号ポット苗)

2.3 サルビア

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サルビアは、900品種以上あるシソ科の植物。宿根草をはじめ、一年草や低木など、さまざまな品種があります。

花色も豊富で、ブルーやパープルの色味もバリエーションに富んでいます。

ブルーセージと呼ばれるサルビア・アズレアは、爽やかなブルーの花が魅力。ほかにもブルーサルビアと呼ばれるサルビア・ファリナセアなどがあり、どれも風にそよそよと揺れる青の花穂が夏の庭によく映えます。※参考価格:300〜600円前後(3.5号ポット苗)

2.4 アサガオ

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日本の夏におなじみのアサガオ。アサガオは江戸時代に芸術的な品種が次々生み出され、今でも多様な品種が出回ります。青のバリエーションも多く、好みの色が見つかりやすいかもしれません。

花後の種の収穫などは、大人も童心に返って楽しめます。生育旺盛で開花時期が長いセイヨウアサガオは、大きなアーチやグリーンカーテンにも向いています。※参考価格:200〜1000円前後(3.5号ポット苗)