そろそろ梅雨の季節がやってきますね。本格的な降雨に備えて、植物の生育状況や庭の点検をおこなっておきましょう。

同時にやっておきたいのが夏~秋ガーデンの準備です。今の時期に夏や秋に開花する植物を植えておけば、季節の移り変わりと共に季節の花々を楽しむことができます。

そこで今回は、いま植えて、夏や秋に花が咲くオススメ球根植物を紹介します。さっそくみていきましょう。

夏・秋にオシャレな花が咲く!オススメの球根植物6選

オススメその1. ダリア

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秋の庭を代表する美しい庭といえばダリアを思い浮かべる人も多いでしょう。ダリアは種類が豊富な多年草で、その華やかな美しさは、まさに秋ガーデンの主役です。

球根の植え付けは7月まで可能で、開花期は9~11月です。ポンポン咲きやデコラティブ咲きの花は切り花にもオススメです。※参考価格:500~2000円前後(1球)

オススメその2. リコリス

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ピンクやイエロー、ホワイトなど、日本でおなじみのヒガンバナに似た花を咲かせるリコリス。それもそのはず、ヒガンバナはリコリス属で、リコリスの仲間です。

リコリスには、他にもラッパ形の花を咲かせる種類もあり、凛とした美しい花を咲かせる「ナツズイセン」は、このタイプです。球根の植え付け適期は6月から秋にかけて、開花は夏から秋です。※参考価格:100~500円前後(1球)

オススメその3. クルクマ

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トーチのようなオシャレで個性的な花を咲かせるクルクマ。幾重にも重なって花びらのように見えるところは苞で、まるでハスの花のようです。グラデーションのある花色がとてもロマンチックで、トロピカルな雰囲気も味わえますよ。

球根の植え付け適期は6月までで、秋まで開花します。日当たりのよいところで水切れに注意して育てましょう。冬の寒さに弱いので、花が終わったら本格的な冬が到来しないうちに掘り上げて保管します。※参考価格:200~600円前後(1球)

オススメその4. カンナ

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夏らしい鮮やかな花と大きな葉が印象的なカンナ。種類が豊富で、なかでも茎と葉が銅葉の品種は大変オシャレです。夏ガーデンでも、ひときわ目を引くことでしょう。

植え付けは5月まで。開花期は8~9月で、暑さをものともせずに咲き続けます。大きく育つイメーがもありますが、矮性種もあります。コンパクトな庭で育てる場合は、草丈が40~50センチ程度だと育てやすいでしょう。※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)

オススメその5. サンダーソニア

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オレンジの釣り鐘型の花が可愛らしいサンダーソニア。切り花でも人気の球根植物です。球根の大きさによって草丈が変わるので、長く楽しみたい人は大きめの球根を選ぶとよいでしょう。

植え付け適期は5月まで、開花期は6~7月です。梅雨の長雨に弱く、過湿になると球根が腐ってしまうこともあります。心配な場合は鉢植えにして雨の当たらない軒下などで育てるとよいでしょう。※参考価格:300円前後(1球)

オススメその6. グラジオラス

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初夏から秋にかけて開花するグラジオラス。スッと伸びた長い茎や葉、縦に咲くたくさんの花がゴージャスな印象の植物です。草丈が高いので、夏ガーデンのメインとして植えるとよいでしょう。

植え付け適期は7月まで。夏の陽気で元気に育つので、日によく当てて水切れに注意して育てましょう。草丈が高い分、折れやすくなる可能性があります。支柱を立てて支えてあげると安心です。※参考価格:100円前後(球根1球)

まとめにかえて

今回は、いま植えて夏・秋まで花が楽しめるオススメの球根植物を紹介しました。

夏や秋に咲く球根植物は、鮮やかで存在感のある品種がたくさんあります。このような花をまとまって植えると、とても賑やかな夏ガーデンになります。

コンパクトな花壇なら、少量ずつ多品種を植えてみるのもオススメ。シックなカラーやニュアンスカラーもオシャレですが、青空に映える鮮やかなカラーの花色も素敵です。季節の花々を、存分に楽しんでくださいね。

LIMO編集部