育児中にどんどん増えていくおもちゃ。散らかしっぱなしの事も多くストレスでした。それがレーザー加工機でぴったりフィットの収納を作ったら激変!子供が進んで片付けてくれるようになりました。レーザー加工機というと家庭向けには不釣り合いなイメージを抱きますが、最近は小型で使いやすいものも登場しています。
今回使った「Laser Pecker 2」は卓上サイズなので工作や名入れもできて便利。こんなに小さくていろいろできるなら一家に一台あってもいいかも。
【レーザー加工機でDIY!】こんなに小さいのに彫刻からカットまで
Laser Pecker 2は、20cm四方のスペースに収まるほど小型。卓上に置いておいても邪魔にならないのがポイントです。先端にオレンジの保護カバーが付いているので、レーザーが外に漏れるのも防げて安全。これならかなり手軽に使えますね。
試しにペンに名入れしてみましたがとても簡単。アプリに入れたい名前の画像を入れてプレビューを押すとここに入りますよーと四角形でペンの上に表示してくれます。レーザーで苦労するのが位置合わせなのですが、Laser Pecker 2は加工するものの上に直接大きさを表示してくれるので間違いが起きません。
さらに解像度も2Kと高画質なので刻印したものの縁がギザギザになることもありません。ここはLaser Pecker 1から改善されたポイントでGOOD。ちなみに新世代のLaser Pecker LX1や4では4Kまで対応しています。
【レーザー加工機でDIY!】子供も喜ぶピッタリ収まるケースも作れる
子供の持ち物に名入れするのも小型だから簡単。だけど一番便利に感じたのは収納ケースを作ることです。100均材料とAmazonで買えるウレタンフォームでピッタリサイズを作れば散らばっていた子供のおもちゃが少しは片付くかなと着手しました。
煙が出るので換気が必要ですが、ここは小型マシンの良いところ。キッチンに持って行って換気扇の下とかで作ることもできます。
収納したいおもちゃのサイズを測ってパソコン上で黒い線を引きます。僕はイラストレーターで作りましたが、黒い線がかければなんでも良さそう。スマホで写真を撮ってトレースしても良いでしょう。
以前のモデルは加工に結構時間がかかっていましたが、Laser Pecker 2になって爆速に。みるみるうちに20個の穴を切っていきます。さらに便利なのが、繰り返しボタンというオプションが用意されていること!
同じ形を何度も切る際に1度押しでプレビュー、2度押しでカット開始とアプリを使わずに作業が進められます。これがめちゃくちゃ便利でした。
今回は100均のA4フォルダに合わせてウレタンをカットしました。材料費は全部あわせても500円くらい。買ったら数千円はしそうだし、そもそもピッタリのケースなんて売っていないので完成した嬉しさがすごい(笑)
作ってみて驚いたのは、子供がとても喜んだこと。アバタロウギアという妖怪ウォッチのメダルみたいなものを収納するのですが、形がぴったりなのでパズル感覚で片付けてくれる。自分で片付けられるようになったのは嬉しい誤算でした。
【レーザー加工機でDIY!】パパは家族みんなにいろいろ作ってあげて
慣れてくると子供のものだけじゃなくいろんなシーンで使えます。何か購入する時も「あ、この素材ならここにレーザーで刻印してあげられるな」とか頭に入っているだけで可能性の幅が広がって楽しいです。
パパ自身がいろいろ作るのも家族に何か作ってあげるのも絶対喜ばれます。誕生日や記念日のプレゼントにひと手間加えるだけで気持ちがより伝わりますよね。女性でもハンドクラフトなどに活用すれば他の人と差別化できるのではないでしょうか。
参考資料
木村 ヒデノリ