近年はさまざまなメーカーからスマートバンドが販売されており、どれにするか迷ってしまいますよね。そのなかで、価格と機能のバランスがとれたモデルとして人気を集めているのが、ファーウェイのHUAWEI Bandシリーズです。

今回は2023年5月11日に発売する「HUAWEI Band 8」と前機種「HUAWEI Band 7」のスペックを比較しつつ、その特徴をチェックしていきましょう。

HUAWEI Band 8の特徴は?

HUAWEI Band 8のデザイン

HUAWEI Band 8は、前機種から重さを約2g、厚さを約1mm減らすことで、さらに快適な装着感を実現しています。5000~1万円の価格帯のスマートウォッチ(睡眠測定、心拍数モニタリングなどの健康管理機能を有する腕時計型端末)として最薄をうたっています(2023年3月時点、ファーウェイ調べ)。

カラーはミッドナイトブラック・サクラピンク・エメラルドグリーンの3色展開です。

HUAWEI Band 8のディスプレイ

HUAWEI Band 8は、約1.47インチの有機ELディスプレ(解像度は368✕194)を搭載しています。薄く軽くなっていますが、画面サイズは前機種から変更ありません。

HUAWEI Band 8の基本性能

HUAWEI Band 8は、スマートフォンと連携し、着信やメッセージの確認、LINEやSMSへのクイック返信(Androidスマートフォンのみ)、天気情報、音楽再生コントロール、遠くから写真撮影ができるリモートシャッター機能(EMUI 8.1以降とiOS 9.0以降のデバイスのみ)などを行うことができます。

文字盤は常時点灯に対応するので、通常の時計と同じようにすぐに時間を確認することができます。文字盤の種類は1万種類以上(一部有料)を用意しています。

HUAWEI Band 8の機能

HUAWEI Band 8は、ヘルスケア機能とトレーニングアシスト機能が充実しているのが特徴です。前者では睡眠モニタリング、血中酸素モニタリング、心拍数モニタリング、ストレスモニタリング、生理周期トラッキングなどの健康管理に役立つ機能を備えています。

特に睡眠モニタリングは前機種のHUAWEI TruSleep 2.0から3.0にバージョンアップしており、モニタリング精度が約10%向上、誤認識率が約40%減少しています。

後者ではプロフェッショナルなスポーツモニタリング技術と100種類のワークアウトモードを搭載。バスケットボール、サッカー、eスポーツが新たにカスタムワークモードに追加されているのが特徴です。

HUAWEI Band 8のバッテリー

HUAWEI Band 8のバッテリーは通常使用で約14日間持続します。
※通常使用とは、スマートウォッチをスマートフォンとペアリングし、心拍数モニタリングを有効化、毎週30分間ワークアウト、メッセージ通知を有効化(1日平均50メッセージ、電話6回、アラーム3回)、1日に200回画面点灯をした場合

HUAWEI Band 8の価格

HUAWEI Band 8の公式ストア価格は下記の通りです(2023年5月8日時点)。

  • 8580円

HUAWEI Band 7の特徴は?

HUAWEI Band 7のデザイン

HUAWEI Band 7は、約9.99mm、約16gという薄型・軽量ボディで、快適な装着感を実現しています。カラーはグラファイトブラック、ウィルダネスグリーン、ネビュラピンク、フレイムレッドの4色を展開しています。

HUAWEI Band 7のディスプレイ

HUAWEI Band 7は、約1.47インチの有機ELディスプレ(解像度は368✕194)を搭載しています。縦長なので手首にフィットし、装着感を損なうことなく大画面で多くの情報を視認することができます。

HUAWEI Band 7の基本性能

HUAWEI Band 7は、スマートフォンと連携し、着信やメッセージの確認、天気情報、音楽再生コントロール、遠くから写真撮影ができるリモートシャッター機能(EMUI 8.1以降とiOS 9.0以降のデバイスのみ)などを行うことができます。

文字盤は常時点灯に対応し、通常の時計と同じようにすぐに時間を確認することができます。文字盤はHUAWEI Health アプリからダウンロードできるほか、スマホから写真を選択して待ち受けにすることも可能です。

HUAWEI Band 7の機能

HUAWEI Band 7は、豊富なヘルスケア機能とトレーニングアシスト機能を搭載しています。前者では睡眠モニタリング、血中酸素モニタリング、心拍数モニタリング、ストレスモニタリング、月経周期トラッキングなどの健康管理に役立つ機能を備えています。

後者ではプロフェッショナルなスポーツモニタリング技術と100種類のワークアウトモードを搭載。ランニングモードでは、運動時の心拍数やケイデンスなどを記録でき、運動後には消費カロリー、ランニング能力指数、最大酸素摂取量、回復時間などの情報を見ることができます。

HUAWEI Band 7のバッテリー

HUAWEI Band 7のバッテリーは通常使用で約14日間持続します。
※通常使用とは、スマートウォッチをスマートフォンとペアリングし、心拍数モニタリングを有効化、毎週30分間ワークアウト、メッセージ通知を有効化(1日平均50メッセージ、電話6回、アラーム3回)、1日に200回画面点灯をした場合

HUAWEI Band 7の価格

HUAWEI Band 7の公式ストア価格は下記の通りです(2023年5月8日時点)。

  • 8580円

HUAWEI Band 8とHUAWEI Band 7を10項目で比較!共通点や違いは?

ここで、HUAWEI Band 8とHUAWEI Band 7をあらためて比較してみましょう。

1. サイズ

  • HUAWEI Band 8:43.45✕24.54✕8.99mm
  • HUAWEI Band 7:44.35✕26✕9.99mm

2. 重さ

  • HUAWEI Band 8:約14g
  • HUAWEI Band 7:約16g

3. バッテリー

  • HUAWEI Band 8:通常使用で約14日間持続、ヘビーユースで約9日間、文字盤常時点灯で約3日間
  • HUAWEI Band 7:通常使用で約14日間持続

4.対応OS

  • HUAWEI Band 8:Android 6.0以上、iOS 9.0以上
  • HUAWEI Band 7:Android 6.0以上、iOS 9.0以上

5.ディスプレイ

  • HUAWEI Band 8:1.47インチ、有機ELディスプレイ
  • HUAWEI Band 7:1.47インチ、有機ELディスプレイ

6.動作環境

  • HUAWEI Band 8:-10℃~45℃
  • HUAWEI Band 7:-10℃~45℃

7.センサー

  • HUAWEI Band 8:6軸慣性センサー(加速度センサー、ジャイロセンサー、コンパスセンサー)、光学式心拍センサー
  • HUAWEI Band 7:加速度センサー、ジャイロセンサー、光学式心拍センサー

8.防水 / 防塵

  • HUAWEI Band 8:5ATM防水(水深50mでの耐水性)
  • HUAWEI Band 7:5ATM防水(水深50mでの耐水性)

9.カラー

  • HUAWEI Band 8:エメラルドグリーン、サクラピンク、ミッドナイトブラック
  • HUAWEI Band 7:グラファイトブラック、ウィルダネスグリーン、ネビュラピンク、フレイムレッド

10.価格

  • HUAWEI Band 8:8580円
  • HUAWEI Band 7:8580円

HUAWEI Band 8とHUAWEI Band 7、人気のポイントは?

今回はファーウェイのスマートバンド最新モデル「HUAWEI Band 8」と前モデル「HUAWEI Band 7」について、詳しくみてきました。

HUAWEI Band 8は、ディスプレイサイズはそのままに薄型・軽量化しているだけでなく、機能面でも大幅な進化を遂げていることがよく分かりました。カラーラインナップが1色減ったのは残念ですが、スマートバンドに健康管理やトレーニングアシストを期待している人にはぜひチェックしてほしいデバイスとなっています。

参考資料

大蔵 大輔