フリュー株式会社(以下、フリュー)は、プリントシール(以下、プリ)機業界シェアNo.1企業として、Z世代(15~24歳)の女性4276名を対象に、社内調査機関・フリュー『ガールズ総合研究所』にて「マスク着用に関する意識・実態調査」を実施しました。
その結果、現在も日常的にマスクを着用していると回答した方は96.7%と大多数を占め、理由は「感染・花粉対策」がトップ。次いで「恥ずかしい」、「周りがつけている」が上位にくる結果となりました。
本記事では調査結果の詳細と考察をご紹介します。
【Z世代への調査】マスク着用率は高止まり
政府の方針により、2023年3月13日からマスク着用が個人の判断に委ねられるようになりました。約1ヶ月が経過した現在、Z世代におけるマスク着用の意識や行動に関して調査を実施しました。
その結果、現在も日常的にマスクを着用していると回答した方は96.7%と大多数を占めており、マスクの着用が定着していることがわかります。
【Z世代への調査】マスク着用理由の多様性
マスク着用理由としては、「感染・花粉対策」がトップでした。しかし、「恥ずかしい」、「自分の顔をさらしたくない」、「周りがつけている」、「ルールに従っている」など、多様な理由が上位にくる結果となりました。
これにより、感染対策だけでなく、コンプレックス軽減や周囲との関係性もマスク着用の理由となっていることが明らかになりました。
【Z世代への調査】自撮り撮影とプリ撮影でのマスク着用率の違い
ゲームセンターやプリ専門店を利用した方に、自撮り撮影時とプリ撮影時のマスク着用について調査したところ、自撮り撮影時のマスク着用率は28.6%であったのに対し、プリ撮影時はわずかに低い8.9%となりました。
これは、プリ撮影には特別な意味があり、友人との思い出や自分の表情を大切にしたいという思いが強いため、マスクを外す傾向があると考えられます。
【Z世代への調査】未来のマスク事情に対する意識
調査では、今後のマスク着用についても尋ねました。その結果、65.3%の回答者が「マスクを続けて着用する」と回答しました。その理由としては、「感染予防」や「花粉症対策」が多く挙げられましたが、「無意識に着けてしまう」という回答も見られました。
一方で、22.9%が「状況によってマスクを着用する」と回答しました。つまり、マスク着用が状況に応じて選択されるようになることが予想されます。
【Z世代への調査】プリ業界への影響
マスク着用が定着する中で、プリ業界も対応が求められます。顔認証技術の向上により、マスクを着用したままでもプリ撮影が可能になるなど、新たなニーズに応える取り組みが求められます。
また、スタンプやフレームデザインにおいても、マスクを着用しているキャラクターやデザインが登場しており、業界全体でマスク着用に対応したサービスが展開されています。
参考資料
大蔵 大輔