【どうする家康】富士山の形を模した大拝殿

画像出所:神部神社・浅間神社 大拝殿 (筆者撮影)

こちらの社殿は、26棟全てが国の重要文化財に指定。総漆塗り、極彩色の豪壮華麗な建築が特徴ですが、その中でも大拝殿は21メートルで、漆塗りの神社建築では日本一の高さがあり、富士山の形を模していると言われています。

画像出所:大拝殿 内観(筆者撮影)

大拝殿の中は天井がとても高く、広々とした空間になっており、前方の左右の扉から神部神社・浅間神社が見えるように設計されています。

画像出所:寛信画・迦陵頻伽「小鼓」(筆者撮影)

天井画は幕府直属の絵師・狩野栄信、寛信が手がけたもの。北側、南側には彩色の天人と迦陵頻伽(かりょうびんが)が4枚ずつ、中央部分には墨絵の龍が2枚、全部で10枚描かれています。