4. 【不労所得】月30万円を得る方法③投資信託
最後にリスクをなるべく抑えつつ、そこそこのリターンを期待できる「投資信託」について説明していきます。
投資信託とは、運用のプロが債券、株式、不動産など複数の資産や地域に分散して投資をしてくれる金融商品です。この投資信託には「毎月分配型」と言って毎月分配金を受け取れるものがあります。
毎月の収入の足しになると、一時はシニアを中心に人気がありました。しかし最近では「実際に利益が出ていないのに
分配金を支払っている。その影響で、投資している資産自体が目減りしている」というケースも多々散見されます。
目先の分配金に目を取られ、実際は投資している資産が減っているのでは元も子もありませんよね。投資信託で運用する場合は、その中身についてじっくりと確認した上で投資する/しないの判断をした方が良さそうですね。
5. 不労所得を得るためにできることから始めよう
今回は、不労所得を得るための3つの方法について解説してきました。
毎月の給料や年金に加えて「不労所得」を得ることができれば、日々の生活にゆとりができるかもしれません。もし現
役世代の方が毎月30万円もの不労所得を得ることができれば、「投資FIRE」も可能かもしれないでしょう。
※FIREとは、”Financial Independence, Retire Early”の略。「経済的に自立して、早期に退職する」という意味で、早期にリタイアして不労所得で過ごすことを指します。
しかし、不労所得を得るためには、やはりある程度の投資元本が必要になります。運用は、日々の生活費や使い道が決まっているお金以外の余裕資金で行う必要があります。
まだ運用にまわせるお金がないという方は、元手となる資産を作るためにコツコツとお金を貯めていくことから始めましょう。
その間に、どのような投資方法が自分に合っているのか、リサーチしておくといいですね。
本やマネーセミナーなどで情報収集するほか、FPやIFAなどのお金のプロに相談する方法もあります。「不労所得」に向けて、はじめの一歩をふみだしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
鶴田 綾