【NHK朝ドラ・らんまん】キツネノカミソリの育て方

栽培環境

gyro/istockphoto.com

葉が開いている間は、光がよく当たる場所で育てると花付きがよくなります。強い日差しが苦手なので、花が咲く真夏には落葉樹の根元など、半日陰になるような場所がオススメです。

植え付け

球根の植え付けに適した時期は7~8月。水はけのよい土に植えましょう。株間は10~15センチ、鉢植えにする場合は6号鉢で3球程度です。

地植えは球根の頭が地表から10センチほど埋まる程度の深さに。鉢植えは頭が少し隠れる程度の浅植えにします。

水やり

水やりは多湿にならないように控えめにするのがポイント。地植えは降水にまかせても大丈夫です。鉢植えは土の表面が乾いてきたら水やりしましょう。

肥料

jyugem/shutterstock.com

植え付け時の元肥と毎年の寒肥として緩効性化成肥料を施しておけば、あとは肥料を与えなくても育ちます。追肥を与えるのであれば生育期に少量を。肥料の与え過ぎには気をつけましょう。

植え替え

庭植えは5~6年、鉢植えでも2~3年間は植え替えなくても大丈夫です。植え替えは7~8月が適期。葉が枯れたあと掘り上げて、すぐに新しい場所に植え替えます。

その際、分球ができていたら、小分けして植え直すことも可能です。

まとめにかえて

葉が枯れたあとに花だけを咲かせるキツネノカミソリ。唐突に現れる花とキツネの仕業とを結びつけたという説もあるほど、摩訶不思議な雰囲気を漂わせます。

植えっぱなしでも毎年花が咲くキツネノカミソリを育てて、オレンジ色の美しい花を咲かせてみませんか。