シュラブ樹木とは比較的背丈が低い樹木。株元から数本の幹が伸びて枝葉が横に広がり、コンパクトでありながらボリューミーな樹形です。
今回は庭のアクセントとしても役立つシュラブ樹木の魅力や、植栽のコツを紹介します。オススメの品種も見ていきましょう。
シュラブ樹木の魅力
お手入れがラク
樹木は毎年の剪定が欠かせません。高木になると高い位置での剪定が難しくなることも。シュラブ樹木は大きくなり過ぎないので、自分で無理なく剪定ができます。
草花と異なり樹木は頻繁に水を与えなくても大丈夫。水やりの手間が省けるのでラクです。植えっぱなしにできるので、こまめに植え替える必要もありません。
庭を立体的に演出する
シュラブ樹木は背丈が低いまま横に広がり、コンパクトにまとまります。一株だけでもボリュームがあり存在感タップリ。草花だけでは平面になってしまいがちな庭を、立体的に見せてくれます。
シュラブ樹木は剪定時に刈り込んで、さまざまな樹形にすることも可能。草花とのフォルムにメリハリが出て、見た目にリズム感のあるオシャレな庭になります。
花や葉色の美しさを楽しめる
花が咲くシュラブ樹木を選ぶと、草花が少なくても庭が華やかに。翌年また多くの花を咲かせるために、花が咲き終わった後に剪定するのがオススメです。
濃い緑だけでなく、ライムグリーンや赤味がかった緑、白い斑入りの葉など、さまざまな葉色もそろっています。常緑樹を選べば花が咲かなくなった寒い時期でも、庭がさびしくなることはありません。