地面を覆い隠すグランドカバープランツはオシャレな庭に欠かせない植物。
低木や草丈の高い植物の足元に植えると、植物の株元が寂しくならず、ナチュラルな雰囲気になります。
そこで今回は初夏に花が咲く! おすすめのグランドカバープランツを紹介します。さっそくみていきましょう。
初夏に花が咲く!グランドカバープランツおすすめ8選
おすすめ1. イベリス・センペルビレンス
イベリス・センペルビレンスはグランドカバーとして重宝する多年草です。横に広がる性質で、開花期には白く可愛らしい花が地面を覆うように咲き誇ります。
白い小花が集まって花房を形成する、その愛らしい姿が砂糖菓子に例えられ、「キャンディタフト」とも呼ばれています。※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)
おすすめ2. タイム・ロンギカウリス
ほふく性のあるタイム・ロンギカウリスはグランドカバーにおすすめのハーブ。ほふく性があり、地面を這うようにして生長します。
春になるとピンクやパープルの小花を咲かせ、一面がピンク色に覆われた景色を楽しむことができます。タイムは生長が旺盛なので、増やしたくない場所があれば根域を制限して育てるとよいでしょう。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)
おすすめ3. アジュガ
日陰でも育てられるアジュガは銅葉がオシャレな多年草。スッと縦に伸びた茎に紫やピンクの花を穂状に咲かせます。銅葉とパープルの組み合わせがシックな雰囲気で、大人っぽいテイストの庭によく合います。
花が枯れた後はグランドカバープランツとして、常緑性の美しい葉色を楽しむことができます。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
おすすめ4. ベロニカ・オックスフォードブルー
ベロニカ・オックスフォードブルーは爽やかなブルーの小花を咲かせる多年草。地面を這うように生長するため、グランドカバーにピッタリの植物です。
一度根付くと、開花期には一面に青い絨毯が広がったかのような風景を楽しめます。※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)
おすすめ5. ニーレンベルギア
初夏から秋にかけて、爽やかなブルーやパープル、ホワイトの花を咲かせるニーレンベルギア。グランドカバー向きの品種はレペンス種で、マット状に生長して一面に花を咲かせます。
開花期が長いため、定期的に肥料を与えると美しい花を長く楽しむことができます。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)
おすすめ6. ポテンティラ
さまざまな種類のあるポテンティラは丸い小花が可愛らしい多年草。ニュアンスカラーの花が咲く品種は特にオシャレで、花壇を華やかに彩ります。グランドカバーには、ほふく性のある矮性種がおすすめです。
耐暑性、耐寒性ともに優れていますが、多湿に弱いので梅雨の時期は蒸れに注意して育てましょう。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)
おすすめ7. ビオラ・ラブラドリカ
ビオラ・ラブラドリカはスミレ科の植物で、パープルの花が美しい多年草です。草丈が低くグランドカバー向きの植物で、シックな銅葉が地面を美しくカバーします。
耐寒性が高く強健な性質で、半日陰や明るめの日陰でも育てることができます。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)
おすすめ8. ネペタ
キャットミントとも呼ばれるネペタは、横に広がって生長する植物。グランドカバーにもおすすめで、過湿に注意して育てれば特別な世話もいりません。
長い茎に咲くパープルの花はナチュラルな美しさが楽しめます。※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)
初夏の花を楽しめるグランドカバープランツ
今回は初夏に花が咲く!おすすめのグランドカバープランツを紹介しました。
植物の株元をオシャレに彩るグランドカバープランツはナチュラルな庭に欠かせない植物であるとともに、土壌の流出や泥跳ね、砂ぼこりを防ぎ、雑草が生えるのを防ぐ役割も果たします。
また、庭に占めるグリーンの表面積が多くなることで景観もよくなります。緑が多くなると癒やしの効果も期待できそうですね。
LIMO編集部